釣りを始めたばかりの方にとって、「エサの位置(タナ)」や「仕掛けの工夫」はちょっと難しく感じるかもしれません。
今回は、コロダイ・マダイ・チヌ(クロダイ)など、いわゆる“鯛系”の魚を釣る時の「サシエサの位置」について解説します。
結論から言えば、
サシエサ(針に刺すエサ)は、海底付近にあるのが基本!
浮かせてしまうと、ターゲットの目に入りづらくなり、釣果が落ちる可能性が高くなります。
なぜサシエサは底に沈めるべき?
● 鯛科の魚は「底物(そこもの)」
コロダイ・マダイ・チヌは、どれも海底に生息する「底物系」の魚です。
普段から、岩の隙間や砂地の上を這うように泳ぎ、海底に落ちたエサやゴカイ、小魚、甲殻類などを捕食します。
つまり、視線は常に下向き。
上層を漂うエサには、興味を示さないことが多いのです。
初心者がやりがちな失敗:「エサが浮いてる!」
釣り初心者がよくやってしまうのが、「サシエサが仕掛けの途中で浮いてしまう」状態。
こんなとき、以下のような原因が考えられます。
● 軽いオモリしか使っていない
仕掛けが底まで届かず、中層でエサが漂う状態に。
● 潮が速く、エサが浮き上がっている
潮に流され、サシエサが持ち上がってしまっているケース。
● サシエサが軽すぎる
オキアミや練りエサなど、比重が軽いエサを使っていると、沈下速度が遅く、底に届く前に流されることも。
対策①:仕掛けは「底を這わせる」意識で!
鯛系の魚を狙うなら、仕掛けは海底に沿うようにセットするのがポイント。
特にフカセ釣りやウキ釣りでは、タナを底ギリギリ、または少し這わせる長さに調整します。
目安
・ウキ下(タナ)=水深+10~30cm程度
・仕掛けが少し寝るくらいがベスト
対策②:オモリでしっかり沈める
潮が早い場所では、オモリの号数を増やすことで、仕掛けが浮くのを防げます。
● 軽い仕掛け=流されやすい
● 重めの仕掛け=安定して底をキープ
特にチヌやコロダイ狙いでは、底を這うように安定させる重めのオモリが有効です。
対策③:サシエサも「沈みやすいもの」を選ぶ
軽いオキアミばかり使っていると、浮いてしまう原因に。
● ゴカイやイソメなどは自重があり、底に付きやすい
● 練りエサを使うときは、比重のあるタイプを選ぶ
とくに夜釣りでのコロダイ・チヌ狙いでは、沈みやすいサシエサのほうが断然有利です。
よくある質問(Q&A)
Q. サシエサが底につきすぎると、魚に気づいてもらえませんか?
→ 心配不要です。
鯛系の魚は、砂をかき分けてでもエサを見つける習性があります。
むしろ底を意識することで、違和感なく食わせられるメリットも。
まとめ:鯛系の魚=底にいる。エサも底に置く!
初心者の方に伝えたい大原則はこれです。
✅ コロダイ・マダイ・チヌは底にいる魚
✅ サシエサは浮かせない!底まで届ける
✅ そのためには仕掛けのタナ調整・オモリ・エサ選びが重要
「底を意識した釣り」を心がければ、釣果は確実にアップします!
【追伸】釣果が上がらないときは…
仕掛けが浮いていないか?
潮に流されていないか?
まずは海底を意識することから始めてみましょう。
釣りは自然との対話。底物狙いの基本を押さえるだけで、グッと釣れる確率が高まりますよ!


