● ① 体型の違い:太くて短い=水の抵抗が少ない
・ブラックバスは「ずんぐりむっくり」な体型で、体長のわりに太く短い魚です。
・この形状は、水中での抵抗が少なく、「突っ走る」ような力強い走りが少ない傾向にあります。
・一方、例えば「シーバス」や「青物(ブリ・カンパチ)」のような魚は細長く流線型で、水を切って走る設計です。
● ② 泳ぎのスタイルが「瞬発型」
・バスは「瞬間的に動いて獲物を襲う」待ち伏せ型ハンター。
・長距離を全力で泳ぎ回るような持久力や推進力は持っていません。
・引きの強さを感じやすい魚は、持久戦でラインを引っ張り続けるようなスタイルが多いです。
● ③ ヒレの大きさと構造
・ブラックバスの尾ビレや背ビレは、推進力よりも方向転換や急停止に向いた形をしています。
・つまり、「走る力」より「ピタッと止まる」ための構造。
・そのため、一瞬の突っ込みはあっても「グイグイ引き続ける」ようなパワー感は控えめに感じられます。
● ④ 釣り場の条件(淡水特有)
・淡水は海水よりも浮力が小さく、水の粘度も違うため、魚の引き方にも差が出ます。
・また、バス釣りでは比較的浅場・カバーの近くで釣ることが多く、魚が思い切り走れる距離が短いことも関係しています。
● ⑤ ルアータックルの影響
・バスロッドやリールのドラグセッティング、ラインの太さも引きに影響します。
・強めのタックルだとバスが引いていても、あまり曲がらず「弱く感じる」ことがあります。
【まとめ】
ブラックバスが「引かない」と感じるのは、
・体型が太くて瞬発力重視
・持久力やスピード系の魚ではない
・淡水の特性や釣り場環境も影響
という複数の要素が組み合わさっているためです。
もちろん、野池の大型バスや流れのあるリザーバーで掛けると、想像以上に引く個体もいます。
でも全体的には「引きの継続力」より「瞬間の突っ込み」に特徴がある魚と言えるでしょう。

