観察ポイント
・表面に白っぽい角ばった小さな粒がたくさん含まれている
・粒は主に石英(クォーツ)のように見える
・粒と粒の間は、赤茶色〜灰色の母岩でセメント状に固まっている
・全体として丸く摩耗しており、ビーチの波で転がされ丸みを帯びた可能性が高い
正体は?
礫岩(れきがん)タイプの転石
・砂利や小石(礫)が自然のセメントで固まってできた堆積岩
・白っぽい部分は多くが石英(石英片岩由来のことも多い)
・赤茶色の部分は酸化鉄を含む泥や粘土成分
・波打ち際でこうした礫岩の小塊が見つかることはよくあります
でき方
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河川・海岸で小石や砂利が堆積
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地下水中の成分でセメント化し固まる
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固まった礫岩が風化・浸食でまた小片になり海へ
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海で転がり丸みを帯びた形に
余談ですが:
南紀や伊豆の海岸などでも時折こういう礫岩転石が見つかります。
場所によっては「自然のコンクリート」「天然テラゾー」と呼ばれることもあります。


