タイヤが減る=空中に舞う?
・タイヤは走行中、アスファルトとの摩擦で少しずつ削られます。
・削れた微細なゴム片(タイヤダスト)は、一部は空中に舞い、一部は地面に落ちます。
削れた分すべてが空中に飛ぶわけではありません。
実際は次のように分かれます。
タイヤ摩耗分の行方(概算割合)
| 行方 | 割合の目安 |
|---|---|
| 空中に舞い上がる微粒子(PM2.5〜PM10) | 約10〜20% |
| すぐ地面に落下(路面・側溝・排水へ) | 約80〜90% |
※あくまで一般的な乗用車の走行時概算
※走行条件(速度・路面・気温)により変動します
数値例:年間でどれくらい出る?
たとえば
・タイヤ1本=約8kg
・摩耗寿命=約4万kmで全交換
→ 4本合計で約32kgのタイヤが消耗
つまり年間8〜10kgくらいが削れている計算です。
このうち
・約1〜2kgが空中に舞い上がる
・残りは地面や側溝へ蓄積
となります。
なぜ環境問題になっているのか?
・空中に舞った微粒子はPM2.5汚染源となる
・地面に落ちた粉じんも雨で海や川に流れ、マイクロプラスチック汚染の一因になる
・人の呼吸器疾患・生態系汚染の原因として注目
実は 「自動車のタイヤ摩耗粉は、プラスチック汚染の新たな主役」 とも言われ始めています。
まとめの結論
・タイヤが減る分の 約10〜20%は空中に舞う
・残りは地面に落ちて蓄積
・意外に大きな環境負荷になっている


