銀ワサ=口黒って本当?関西と関東で違う石鯛の呼び名とその意味とは?

「銀ワサって言う人と、口黒って言う人がいるけど、同じ魚のこと?」
「エサ屋や釣具屋で聞く名前が違って混乱した」
そんな疑問を感じたことのある釣り人も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、銀ワサと口黒は“同じ石鯛”を指す通称で、地域によって呼び方が異なるだけ。
この記事では、関東・関西で異なる名称の背景と、それぞれの意味、混同しないための知識を釣り人目線で解説します。


◆ 銀ワサ=口黒は同じ魚!ただし、呼び名が違うだけ

結論

銀ワサ(ぎんワサ)=口黒(くちぐろ)は、どちらも石鯛の大型個体や特徴的な個体を指す呼び名です。
見た目の違いによって使い分けられることもありますが、どちらも同じ「イシダイ」という魚で、分類上の違いはありません。


◆ 関西での呼び方:銀ワサ(ぎんワサ)

関西地方(特に南紀・四国・中国地方)では、以下のように呼ばれることが多いです。

  • 銀ワサ」=体が銀白色で縞が薄い大型の石鯛

  • 「ワサ」=大物、巨魚という意味の釣り用語(例:ワサグレ=大グレ)

  • 主にメスの大型個体や白っぽい個体に対して使う

特徴

  • 肌に光沢があり美しい

  • 引きも強いが、オスほど荒々しくない

  • 食味が良く刺身に最適


◆ 関東での呼び方:口黒(くちぐろ)

一方で、関東(伊豆諸島・房総半島など)では「口黒(くちぐろ)」という呼び方が一般的です。

  • 口黒」=文字通り口周りが黒く染まった石鯛

  • オスの成熟個体に多く、筋肉質で精悍な見た目

  • 春〜初夏の乗っ込み期に登場しやすい

特徴

  • 引きが強く、豪快なファイト

  • 根に突っ込む力がすさまじく、上級者向け

  • 引き締まった身で焼き物や煮つけに合う


◆ なぜ呼び方が違うのか?

理由①:地域ごとの釣り文化と用語の違い

釣りのスタイルや文化は地域によって微妙に異なり、使われる用語や呼び名も方言的に変化しています。
同じ魚でも「ブリ/ハマチ/メジロ」のように、呼び名が地域で変わるのは珍しくありません。

理由②:釣り人同士の慣習やローカル用語

  • 関西:銀ワサ(=銀色+ワサモノ=大物)

  • 関東:口黒(=見た目の特徴そのまま)

このように、釣り場ごとに伝承された呼び名がそのまま定着しているのです。


◆ 呼び方が違うだけで、釣り方や対策は共通!

特徴 銀ワサ(関西) 口黒(関東)
体色 銀白色で縞が薄い 黒みが強く、口元が黒い
性別傾向 メスに多い オスに多い
季節傾向 夏〜秋 春〜初夏
食味 脂が乗って刺身向き 身が締まり焼き物向き
引き スピード系 トルク系の豪快ファイト

※いずれも石鯛であり、釣法は底物仕掛け・エサは貝類・磯際を狙うのが共通


◆ 混同を避けるためのポイント

  • 呼び名にとらわれず、見た目と特徴を観察することが大切

  • 店舗スタッフや地元釣り師の話を聞く際は、「どの名前を使っているか」も確認

  • SNSやブログなどで「銀ワサ」「口黒」と見かけたら、地域と釣果シーズンをチェック


◆ まとめ|銀ワサも口黒も、磯釣り師にとっては“ロマンの象徴”

関西で「銀ワサ」、関東で「口黒」。
呼び方は違っても、どちらも石鯛の中でも希少価値の高い“大物個体”であることに変わりはありません。

  • 強烈な引き

  • 釣果写真での存在感

  • 食卓での味わい深さ

すべてが、磯釣りの魅力を凝縮したターゲットです。

次回の釣行では、ぜひその“呼び名の違い”も楽しみのひとつにしてみてください。

銀ワサ=口黒は同じ魚!ただし、呼び名が違うだけ。石鯛釣り入門。釣太郎

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