■春(3月~5月):活性はまだ低いが“乗っ込み前の大物”が狙える
・釣れるタイミング
・水温が15~18℃まで上昇すると、クエの活性が上がり始める
・産卵前の大型が浅場に差してくることがある
・釣り方
▶ 泳がせ釣り(ウキ釣り・ブッコミ)
・生きたアジやイサキ、ムロアジを使う
・ウキ釣りなら中層、ブッコミ釣りなら根際を丁寧に探る
▶ ルアー釣り(ジギング)※実績はやや少なめ
・大型根魚狙いのジギングで外道としてヒットするケースあり
・低活性時はリアクション狙いのスロージグが有効
・狙うポイント
・磯周り、港の外向き堤防、沈み根や急深な地形
・まだ動きが鈍いため、日中の水温が上がるタイミングがチャンス
■夏(6月~8月):本格シーズン突入!夜釣りがベスト
・釣れるタイミング
・水温が20℃以上になると活性が急上昇
・夜間の回遊が増える
・夜釣りで大型の実績が多い季節
・釣り方
▶ ブッコミ釣り(夜釣り)
・最もポピュラーで実績のある釣法
・大型のイカ(ヤリイカ・アオリイカ)やウツボ、サバの切り身などを餌にする
・道糸・ハリスは30号以上、竿はクエ専用ロッドが必須
▶ 泳がせ釣り(中型狙い)
・日中は堤防や磯からアジの泳がせで中型(5~10kg級)もヒット
▶ 渡船で沖磯狙い
・高場の磯や足元が急深な地形がベスト
・狙うポイント
・潮通しの良い磯、外海側の堤防、テトラ帯など
・夜はライトを極力使わず、警戒心の高い大型を狙う
■秋(9月~11月):産卵後の荒食いシーズン
・釣れるタイミング
・産卵を終えた個体が体力回復のため荒食い
・水温20~25℃の間は高活性
・釣り方
▶ 泳がせ釣り(昼夜ともに有効)
・秋は昼間でも釣れるチャンスあり
・活アジ・ムロアジ・イサキの泳がせが特に有効
▶ 夜のブッコミ釣り
・夏に続いて夜釣りも好調
・エサは生き餌・切り身の両方が有効
▶ 探り釣り(落とし込み)
・堤防際でエサを送り込んで狙う釣法
・カンパチやハタなどの高級根魚も同時にヒットする可能性あり
・狙うポイント
・大型が回遊する深場の駆け上がり、磯の先端部
・秋は潮がよく動く日が狙い目
■冬(12月~2月):難易度MAX、だが超大物が眠る季節
・釣れるタイミング
・水温低下で活性が一気にダウン
・日中の短時間、深場でチャンスがある
・釣り方
▶ 深場狙いのブッコミ釣り
・大型狙いのガチ装備が基本
・耐寒装備・強靭な仕掛けが必要
▶ 船釣りでの深場狙い
・80~150mラインを狙うクエ専門船も存在する
・エサは冷凍イカ・ホタルイカ・カツオのハラモなど脂の多い餌が有効
・狙うポイント
・水深50m以上の深場
・潮が動くタイミング(満ち上げ・下げ始め)に集中して狙う
【クエ釣り全体の装備・仕掛けまとめ】
| 項目 | 推奨内容 |
|---|---|
| 竿 | クエ専用竿(4号以上、夜釣りなら5号以上) |
| リール | 電動 or 丈夫な大型スピニング・両軸リール |
| 道糸 | ナイロン・PE共に20~30号(PEならリーダー必須) |
| ハリス | フロロカーボン・ナイロン30~60号 |
| 針 | クエ針(ヒラマサ針・伊勢尼でも可)、20~30号 |
| エサ | 活魚(アジ、ムロアジ、イサキ、ウツボ)/イカ、サバ切り身 |
| 小物 | ガン玉・オモリ(30~100号)、夜光玉、ロープ付きギャフ、ランディングネット、発電機(夜釣り時) |
【まとめ】
・春:産卵前の大物が狙えるが渋い。昼メイン。
・夏:夜釣り本番。ブッコミ最強。
・秋:昼夜問わず釣れるベストシーズン。
・冬:超難関だが超大物チャンス。深場狙い。
どの季節も「エサの鮮度・ポイント選定・潮の読み」がカギ。
特に夏〜秋は初心者にもチャンスがあるので、装備を揃えてぜひ挑戦してみてください。

