春から初夏にかけて、アオリイカ(アオリイカ)は藻場(もば)に集まります。
釣り人の中では「産卵のため」と広く知られていますが、実はそれだけではありません。
藻場はアオリイカにとって、“産卵場”であり“住処”でもあるのです。
この記事では、なぜ藻場にアオリイカの魚影が濃いのか、釣り人目線で徹底解説します。
■ なぜ藻場に集まるのか?その3つの理由
① 産卵に最適な環境
アオリイカの産卵は、岩に付いたホンダワラやアマモなどの海藻に卵を産みつけます。
海藻の密集した場所は、卵を外敵から守るための最適な場所。
そのため、5月から6月にかけての藻場は、産卵目的の大型アオリイカでにぎわいます。
② 身を隠せる“安全地帯”
アオリイカは臆病な性格をしており、外敵を警戒しています。
藻が生い茂る場所は、身を隠すのにうってつけ。
特に日中は、海藻の影に隠れてじっとしていることが多く、夕まずめや夜間に行動を始めます。
③ 小魚・甲殻類が豊富な“餌場”
藻場は小魚やエビ、カニなどの生き物の宝庫。
つまりアオリイカにとっては“食べ放題”のグルメスポット。
餌を求めて常に回遊しており、釣果につながる確率も高くなります。
■ 釣り人必見!藻場でのアオリイカ釣りのポイント
● エギングは要注意!ロストしやすい
藻が多すぎる場所では、エギが絡まりやすくロストのリスクも高くなります。
藻場の中をピンポイントで狙う場合は、シャロータイプのエギや、表層を探れる軽量エギを使用すると効果的。
● ヤエン釣法は届かない場所も
藻場の奥深くにアオリイカが潜んでいる場合、アジがそこまで泳ぎ込めず、アプローチが難しいことも。
● おすすめは「ウキ釣り」
アジが自然に泳ぐ力と潮の流れを利用しながら、藻場の縁や奥を狙えるのがウキ釣りの魅力。
冷凍アジでも十分に通用し、活アジが手に入らないときの強い味方です。
■ まとめ:藻場は“アオリイカの楽園”
藻場はアオリイカにとって
・卵を産む場所
・身を隠すシェルター
・食事処
この3つを兼ね備えた、まさに理想の楽園。
だからこそ、魚影が濃く、釣果につながるチャンスが大きいのです。
藻場を制する者が、春イカを制す。
この言葉を胸に、次の釣行では藻場を意識してみてください。
あなたの目の前に、夢の3キロアオリイカが現れるかもしれません。


