カサゴ(関西では「ガシラ」とも呼ばれる)は、堤防や磯などで手軽に釣れる人気の根魚です。
刺毒魚ではないため、「安心して素手で触っても大丈夫」と思われがちですが、実は**“ケガの多い魚”**としても知られています。
■ カサゴの体は岩のようにゴツゴツ!油断すると流血も
・カサゴの体表は岩場に潜むために進化した、ごつごつで硬いウロコと棘で覆われています。
・特にエラ蓋の先端や背ビレのトゲは鋭く、指先や手のひらを引っかけると簡単に皮膚が裂けて出血します。
・毒はありませんが、棘の間に付着した海中の雑菌により、腫れたり化膿したりするケースもあります。
■ 「毒がないから安全」は大きな誤解
・確かにアイゴやゴンズイのような刺毒魚ではありませんが、それと同じくらいに「扱い方に注意が必要な魚」です。
・特に釣り初心者やファミリーフィッシングでは、子どもが素手で触れてケガをする事故が多発しています。
・釣った直後のカサゴは暴れるため、タオルやフィッシュグリップでしっかりホールドすることが必須です。
■ ケガを防ぐために知っておきたい3つのポイント
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エラ蓋(オペルクルム)付近に注意
→ 横からつかむと鋭い突起で指を切りやすい。 -
背ビレのトゲは必ず確認
→ 持ち上げる際に指に刺さることが多い。 -
フィッシュグリップやタオルを活用
→ 素手での取り扱いはなるべく避けましょう。
■ まとめ:カサゴは美味しくて楽しいターゲット。でも“危険な棘”は覚えておこう!
カサゴは煮付けや唐揚げ、味噌汁でも人気の美味な魚です。
しかし、その岩のような体と鋭いトゲを持つ姿からもわかるように、扱い方を間違えれば大ケガの元になります。
「毒がないから大丈夫」ではなく、
「毒がないけど鋭いから危ない」――これがカサゴに対する正しい認識です。
安全な釣りのためにも、しっかりと準備をして、楽しく美味しい釣果を持ち帰りましょう!


