魚をさばいたときに見える「白い身」や「赤い筋」、それって一体なに?
結論から言えば、**私たちが普段食べている魚の身のほとんどは“筋肉”**です。
この記事では、魚の可食部=筋肉である理由と、血合い(ちあい)の正体や栄養価について、釣り人やグルメの視点からわかりやすく解説します。
1.魚の“身”=筋肉である理由
● 魚も人間と同じく「筋肉」で体を動かしている
魚が泳ぐときに使うのが筋肉。
筋肉は、**「赤身筋」「白身筋」**といった種類に分かれており、種類や用途によって色や味が変わります。
つまり、刺身や焼き魚として食べている部分は、魚が泳ぐために発達させた筋肉の部位なのです。
2.白身魚・赤身魚の違い=筋肉の種類の違い
| 魚の種類 | 筋肉のタイプ | 例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 白身魚 | 白筋(瞬発系) | タイ、ヒラメ、フグなど | あまり泳がず、筋肉は白く淡白な味 |
| 赤身魚 | 赤筋(持久系) | マグロ、カツオ、サバなど | 長距離を泳ぐため酸素供給が多く赤い |
| 中間の魚 | 両方混在 | ブリ、アジなど | 白と赤の中間的な味わい |
▶ 筋肉の違いが、魚ごとの味や食感の差になる!
3.血合い(ちあい)とは?魚にだけある部位?
血合いとは、筋肉の中でも特に酸素を多く使う“赤筋”の集中部位。
主に魚の背骨の近くや皮の裏側に存在し、鉄分やミオグロビンを多く含むため、赤黒く見えます。
● 血合いの役割と栄養価
・泳ぎ続ける魚にとって、血合いは「エネルギー源」+「酸素運搬のための装置」。
・鉄分、ビタミンB群、DHA、EPAなど、栄養価が非常に高い部位です。
・酸化しやすいため、鮮度が命。色や匂いの変化で鮮度の目安にもなります。
4.筋肉の構造が魚の味を決める!
・マグロやカツオのような回遊魚は、赤筋が発達しており濃厚な味わい。
・タイやヒラメは瞬間的に動くため白筋中心で、上品で淡白な味わい。
・ブリやアジは両方の筋肉を持ち、バランスの良い脂のりと旨味があります。
▶ どの筋肉を食べているかで、味の傾向が分かる!
5.釣り人が知っておきたい豆知識
・魚を締めた直後、血合いの変色を防ぐには「神経締め+血抜き」が効果的。
・血合いを取り除くかどうかで、刺身や焼き魚の味が変わる。
・青魚の血合いは酸化が早いため、素早く冷却&調理が鉄則!
まとめ:魚の“身”は筋肉そのもの!血合いはうま味と栄養の宝庫
| 部位 | 正体 | 特徴 | 食べ方の注意点 |
|---|---|---|---|
| 白身 | 白筋 | 淡白で柔らかい | 鮮度が保ちやすく調理しやすい |
| 赤身 | 赤筋 | 濃厚な味、脂がのりやすい | 酸化に注意 |
| 血合い | 赤筋の集中部 | 鉄分・DHA豊富、鮮度で色が変わる | 鮮度保持と下処理が重要 |
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