釣り用語の中でよく聞く「根魚(ねざかな)」と「穴魚(あなざかな)」。
似たようなイメージがありますが、実は意味も分類も異なります。
今回は、釣り初心者にもわかりやすく、**「根魚と穴魚の違い」**について詳しく解説します。
■ 根魚(ねざかな)とは?
◎ 定義と特徴
根魚とは、海底付近の岩礁帯や障害物の“根”に棲みつく魚の総称です。
「根に着く魚」=根魚。
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基本的に移動範囲が狭く、住処を離れない定住型の魚が多い
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水温変化に比較的強い
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釣りでは胴突き仕掛け・ブラクリ仕掛け・ジグヘッドなどで狙うことが多い
◎ 代表的な根魚
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カサゴ(ガシラ)
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アコウ(キジハタ)
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ソイ類
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アイナメ
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メバル
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オコゼ
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ハタ類(キハッソク、クエなど)
■ 穴魚(あなざかな)とは?
◎ 定義と特徴
穴魚とは、岩の割れ目やテトラポッドの隙間など「穴のような場所」に潜んでいる魚を指す釣り用語です。
実は正式な生物分類ではなく、**釣り人の間で使われる“現場用語”**です。
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穴釣りで狙える魚を総称して「穴魚」と呼ぶ
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小型~中型が多いが、警戒心が強く、穴から出てこない個体も多い
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針を落とし込むだけのシンプルな釣り方が主流で、初心者にも人気
◎ 代表的な穴魚
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カサゴ(ガシラ)
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アイナメ
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タケノコメバル
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ギンポ
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ドンコ
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クツワハゼ
■ 根魚と穴魚の違いは?
| 比較項目 | 根魚(ねざかな) | 穴魚(あなざかな) |
|---|---|---|
| 意味 | 根(岩礁地帯)に住む魚 | 穴(隙間)に潜む魚 |
| 対象範囲 | 広い(磯・防波堤・船釣り全般) | 狭い(テトラ・岸壁) |
| 釣り方 | 胴突き・ルアー・ジグなど | 穴釣り(落とし込み) |
| 分類 | 生態的な分類 | 釣り人の俗称 |
👉 つまり、「穴魚」は一部の根魚を含む現場用語。
穴魚 ⊂ 根魚と理解すればOKです。
■ 釣り人目線での使い分け
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堤防から釣れるカサゴは、根魚でもあり穴魚でもある
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沖磯や船から狙うクエやアコウは「根魚」だが「穴魚」とはあまり言わない
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穴釣り=手軽・近場・短時間勝負
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根魚狙い=広範囲・狙いの深さ・大型も期待
■ まとめ|「根魚」と「穴魚」は似て非なるもの!
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「根魚」は、海底付近に棲む定着型の魚全般を指す正式な釣りジャンル
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「穴魚」は、特にテトラポッドの隙間や岩場の穴にいる魚を指す“通称”
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どちらも初心者からベテランまで人気のターゲットで、手軽に釣れて食味も◎


