● そもそも寄生虫はなぜ魚にいるのか?
・魚が自然界の食物連鎖の中で宿主になっているから。
・特に生食文化のある日本では、寄生虫の存在が問題視されやすい。
・ただし、すべての魚に寄生虫がいるわけではありません。
【代表例】寄生虫がほぼいない・少ない天然魚ベスト5
① カマス(ヤマトカマス・アカカマス)
・生息環境が外洋性で深場中心
・内臓処理をすればほぼ問題なし
・アニサキスの報告はあるが、非常に稀
✅ 対策:釣ってすぐ内臓を取り、海水氷で冷却を!
② カワハギ(ウマヅラ含む)
・肝が有名だが、寄生虫の報告は非常に少ない
・内臓はなるべく早く処理するのが理想
✅ 肝刺しや肝醤油でも人気。新鮮なら安心度は高め。
③ クロダイ(チヌ)
・磯魚でありながら、筋肉中の寄生虫は非常に少ない
・内臓寄生虫はゼロではないが、問題になるケースは稀
✅ 刺身でもよく食べられるが、熟成や炙りでさらに安全に。
④ グレ(メジナ)
・暖かい海域の代表的な磯魚
・身が柔らかく、水っぽいため熟成向き
・寄生虫リスクは極めて低い
✅ 現地締め&冷却でさらに安心度アップ。
⑤ タチウオ
・鋭い歯と肉食性で知られるが、筋肉寄生虫は少なめ
・アニサキスの報告は極めてまれ
✅ 鮮度重視で生食OK。内臓処理は忘れずに。
● 逆に要注意!寄生虫が多く見つかる魚種
・アジ、サバ、サンマ、イワシ → アニサキスの温床
・ヒラメ → クドア(筋肉崩壊型)
・ブリ、カンパチ → 糸状虫など見た目の問題あり
● 覚えておきたい「寄生虫が少ない魚の特徴」
| 特徴 | 理由 |
|---|---|
| 深場に住む | 寄生虫の中間宿主と接触しにくい |
| 捕食性が弱い | 他の寄生虫感染魚を食べにくい |
| 回遊性が低い | 感染エリアに行かない |
| 外洋型で水温が低い地域に生息 | 寄生虫の繁殖が限定される |
● 釣り人向け「安心して刺身にできる」ための3ステップ
✅ 釣ったらすぐ締める
✅ 現地で内臓処理+海水氷冷却
✅ 生食時は見た目や身の状態をしっかり確認
● まとめ:天然魚でも“安心して食べられる魚”は多い!
天然魚=寄生虫が必ずいる、という誤解は大きな損失です。
釣り人こそ、魚種ごとの寄生虫リスクを知って、安全に・美味しく天然魚を楽しむ知識を持つことが重要です。


