【ウミウシ・アメフラシ・ナマコの違いとは?】磯でよく見かける3種を徹底比較!

■1. ウミウシとは?~海の宝石と呼ばれる軟体動物~

ウミウシは、貝殻を失った巻貝の仲間で、
鮮やかな色や独特な形を持つことで知られる海のナメクジです。

▼ 特徴

軟体動物門:腹足綱(巻貝の仲間)
・殻が退化・消失したものが多く、やわらかい体
色鮮やかで毒をもつ種も多い
・主にカイメン、ホヤ、藻類、他のウミウシを食べる
・背中に**外鰓(がいさい)**と呼ばれるフサフサした呼吸器官を持つ種類が多い

▼ よくいる場所

・岩礁帯の裏、潮だまり(タイドプール)、転石の裏など

▼ 代表種

・アオウミウシ
・ミノウミウシ
・シロウミウシ など


■2. アメフラシとは?~海に棲む巨大なナメクジ~

アメフラシ(雨降り牛)は、ウミウシと同じ腹足類の仲間ですが、
より大きく、体の構造が異なります。

▼ 特徴

軟体動物門:腹足綱:アメフラシ目
・体長は10〜20cm、大型種は30cmにも達する
・背中に退化した貝殻を内包(外からは見えない)
・外敵に襲われると、紫色のインク(アメフラシ汁)を出す
・藻類(特にアオサなど)を食べる草食性

▼ よくいる場所

・潮だまり、藻場、アマモ場、干潟など

▼ 名前の由来

・春の雨の季節に現れやすく、「雨降り」に由来
・大きくて鈍重な姿から「牛」と名付けられた説も


■3. ナマコとは?~掃除屋として海底を支える棘皮動物~

ナマコは、ウミウシやアメフラシとはまったく異なる分類で、
ウニやヒトデと同じ棘皮(きょくひ)動物の仲間です。

▼ 特徴

棘皮動物門:ナマコ綱
・体表はゴツゴツしており、触るとブヨブヨ
・肛門から白い内臓を出して外敵を威嚇(自切)する防衛術
口で砂ごと吸って有機物を濾し取るデトリタス食性
・体には「管足」と呼ばれる吸盤のような突起で海底を移動

▼ よくいる場所

・岩の隙間、砂泥底、タイドプールなど

▼ 食用として

・マナマコなどは高級食材として知られる(酢の物、ナマコ酢)


▼ ウミウシ・アメフラシ・ナマコ 比較表

項目 ウミウシ アメフラシ ナマコ
分類 軟体動物(貝の仲間) 軟体動物(貝の仲間) 棘皮動物(ウニの仲間)
見た目 小型でカラフル 大きくて黒っぽい 太くブヨブヨ、地味な色
大きさ 1〜数cm 10〜30cm 10〜40cm以上
食性 肉食〜雑食 草食(アオサなど) デトリタス(砂中の有機物)
防御機能 有毒、擬態 紫色のインク噴射 内臓を出して威嚇
呼吸器 外鰓 体内の鰓 呼吸樹(肛門の内側)

【ウミウシ・アメフラシ・ナマコの違いとは?】磯でよく見かける3種を徹底比較!釣太郎

 

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