■「水温」と一言で言っても、実は場所で大違い!
・釣り人が「今日は水温〇度」と聞いても、それがどこを指しているかが重要です。
・港の中、磯、砂浜、沖、浅場、深場——それぞれ水温はバラバラなのが普通です。
■水温を左右する【5つの要因】
① 水深
・浅い場所は太陽光がよく届くため、日中は急激に水温が上昇します。
・逆に深場は冷たい水が安定して滞留しており、急には変化しません。
② 地形と潮通し
・潮の流れがある場所は冷たい海水が流れ込みやすく低めに保たれます。
・閉鎖的な湾内や港内は、外気温の影響を受けやすく高温傾向です。
③ 時間帯
・朝と夕方、日中で水温は2~3℃変わることも。
・夜明けは冷え込んだ空気で水温も下がりやすいです。
④ 風の影響
・風が吹けば表面の水がかき混ぜられ、深い場所の冷たい水が上昇することもあります。
・無風の穏やかな日には、表層がぬるま湯状態になっていることも。
⑤ 太陽光(天候)
・晴天が続けば、浅場の水温はグッと上がる傾向にあります。
・曇天や雨天が続くと、逆に水温低下に。
■水温差が生む“釣果の差”
・アオリイカやチヌなど、水温変化に敏感な魚は、「適温帯」を求めて移動します。
・例えば、浅場が温まりすぎている時は深場へ退避している可能性も。
・逆に、朝の冷え込みで深場が冷たすぎると、日が昇った浅場へ浮いてくることも。
■釣り場選びで差をつける!水温チェックのヒント
・風裏かどうかを意識しよう:風が当たらない場所は水温が下がりにくい。
・潮通しの良い場所は水温が安定=魚の付き場が読みやすい。
・前日との気温差や天気の変化を意識すると、狙い目が見えてくる。
【まとめ】
「今日は水温〇度だから釣れるだろう」とひとくくりに考えるのは危険です。
同じ海でも場所・深さ・時間・風・潮によって、水温はまったく異なるからです。
釣果を左右する「目に見えない壁」こそが、水温の落とし穴。
しっかり理解すれば、釣れる場所の選定力が一段とアップしますよ!


