「マグロの赤身=血」と思われがちですが、実は違います。
以下でわかりやすく解説しますね。
■ マグロの赤身は「血」ではない
・マグロの赤身は、筋肉の色です。
・赤く見えるのは、筋肉中に多く含まれるミオグロビンというタンパク質のせい。
・ミオグロビンは、酸素を蓄える役割を持ち、特に**持久力のある筋肉(遅筋)**に多く含まれています。
■ なぜマグロは赤いのか?
・マグロは常に泳ぎ続ける魚です。
・長時間泳ぎ続けるために、酸素をしっかり筋肉に溜める必要がある。
・そのため、ミオグロビンが豊富 → 筋肉が赤くなるのです。
・これは**「運動量が多い魚=赤身が濃い」**ということ。
■ 赤いほうが新鮮なのか?
これは一概には言えませんが、目安として以下を参考にしてください。
◎ 新鮮な赤身の特徴
・やや深い赤色(鮮紅色)でツヤがある
・水っぽさがなく、きめ細かい繊維感がある
△ 古くなるとどうなる?
・色が黒ずむ、茶色っぽくなる、ツヤがなくなる
・酸化が進み、ミオグロビンが変化してしまう
🔻つまり、「血のように真っ赤」=新鮮とは限らず、
赤すぎる=着色処理の可能性もあるため注意が必要です。
本当に新鮮な赤身は「自然な深紅色+ツヤ」が目安です。
■まとめ
質問 | 回答 |
---|---|
マグロの赤身は血? | ❌ いいえ、筋肉(ミオグロビン)が原因 |
なぜ赤い? | 持久力のある筋肉にミオグロビンが多く、酸素を多く蓄えるから |
赤いほど新鮮? | 一概には言えないが、「鮮やかでツヤあり」が新鮮な証拠 |