~釣ったその日より、2日後がうまい?~
アオリイカを釣ったらすぐ刺身で食べる――それが最も美味しい、と思っていませんか?
実はそれ、もったいないかもしれません。
アオリイカは「寝かせる(熟成させる)」ことで、うま味がぐんと増す魚介のひとつです。
本記事では、アオリイカを釣った後の「正しい寝かせ方」と「うま味のピーク時期」を、釣り人目線で徹底解説します。
🧠 そもそも「寝かせる」とは?
魚やイカの「寝かせ」は、死後硬直を終えたあと、酵素の働きでたんぱく質がうま味成分
(アミノ酸)に変わる現象のこと。
アオリイカの場合も、筋肉中のたんぱく質がグルタミン酸やコハク酸などに分解されて、
時間の経過とともに甘味や深みが増していきます。
🕐 アオリイカの旨みピークはいつ?
| 日数 | 状態 | 味の傾向 |
|---|---|---|
| 当日(釣った直後) | プリプリ食感・透明感抜群 | 食感重視、うま味は控えめ |
| 1日後 | やや柔らかくなり、甘味が増す | バランス型で刺身に最適 |
| 2日後 | 旨みのピーク。とろける甘さ | 寝かせの効果が最大化 |
| 3日以降 | 柔らかすぎ・風味低下 | 要冷蔵管理。火入れ向き |
▶ 刺身で食べたいなら、1~2日寝かせがベスト!
▶ 天ぷら・炒め物などには、3日目以降もおすすめです。
🧊 正しい「寝かせ方」の手順
① 釣り場での下処理
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アオリイカを釣ったらすぐに締める(脳締めまたは神経締め)
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墨袋を破らないように内臓を丁寧に除去
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海水氷で短時間で冷却
② 自宅での保存方法(冷蔵庫)
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胴体と足を切り分ける(下処理済みが理想)
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ペーパータオルで水分を拭き取る
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新しいキッチンペーパーで包み、ラップ+ジップロックに入れる
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チルド室(0〜3℃)で保存
→ 毎日ペーパーを交換し、臭みや水分を除去
✅ 釣り人向けポイントまとめ
| チェックポイント | 内容 |
|---|---|
| 締めるタイミング | 釣り上げ直後がベスト |
| 墨・内臓の処理 | 腐敗の原因なので早めに除去 |
| 保存温度 | 0〜3℃のチルド室推奨 |
| 食べるタイミング | 刺身は2日目、加熱は3日目以降 |
🎣 「寝かせ派 vs 当日派」論争に決着!
「アオリイカは釣ったその日に刺身で食べるのが一番!」という声もありますが、
実際に寝かせた方が甘味・風味・とろみが増すのは確かです。
特にプロの料理人や寿司職人は、1~2日熟成させたアオリイカを好む傾向にあります。
釣り人ならこそ、その違いを実感してみる価値があります!
🔚 まとめ
アオリイカは、「締め方」と「寝かせ方」で味が変わる。
最高の旨みを引き出すには、適切な処理と1~2日の熟成がカギ。
釣ったその日もいいけれど、
翌日~2日目の「とろけるアオリイカ」もぜひ体験してみてください。

