はじめに
釣りたてのアオリイカ、実はすぐに食べるより**「寝かせた方が旨い」**って知っていますか?
近年、寿司職人や料理人の間でも注目されている「イカの熟成」。
中でもアオリイカは、熟成によってねっとりとした甘みと旨味が倍増します。
本記事では、プロが実践している【アオリイカの寝かせ方】を初心者にも分かりやすく解説します。
アオリイカの熟成とは?
熟成で変わる味と食感
釣りたてのアオリイカは、コリコリした歯ごたえが特徴。
しかし数日寝かせると、筋繊維がゆるみ、とろけるような舌触りと深い甘みが引き出されます。
これは酵素の働きによってタンパク質がアミノ酸へと分解され、旨味成分が増すからです。
プロが実践するアオリイカの寝かせ方
【STEP1】締め方をしっかり
・釣った直後に「神経締め」や「目玉横締め」でしっかりと活締め
・墨袋は潰さず慎重に取り出す
※締めが甘いと、寝かせても身が緩みすぎて美味しくなりません。
【STEP2】海水氷で冷却
・真水は厳禁! アオリイカの細胞が壊れて旨味が抜けてしまいます
・氷+海水の「海水氷」で急冷し、鮮度を保ちましょう
👉 釣り現場での冷却方法はこちらの記事でも詳しく解説
→「アオリイカの冷やし方完全ガイド」
【STEP3】内臓と皮の処理
・帰宅後すぐに【内臓】【軟甲(甲)】【目・口】【吸盤】を除去
・皮は剥がさず残すと乾燥を防げます(剥いてもOK)
※皮つきなら、ラップ→ジップロック→冷蔵庫で保管
【STEP4】寝かせ時間の目安
| 熟成期間 | 食感の変化 | 風味の変化 |
|---|---|---|
| 当日〜1日目 | コリコリ強め | 甘み少なめ |
| 2〜3日目 | 程よい柔らかさ | 甘みと旨味UP |
| 4〜5日目 | トロッとした食感 | ねっとり甘みMAX |
👉 推奨は「冷蔵で2〜3日寝かせる」
これがアオリイカの旨味のピークと言われています。
よくある質問(Q&A)
Q. 冷凍でも寝かせられるの?
A. はい、可能です。ただし水分が抜けやすくなるため、真空パック推奨。
冷蔵で2日熟成→冷凍保存するのが一番美味しくいただけます。
Q. 皮を剥いでから寝かせてもいい?
A. 剥いでもOKですが、乾燥対策をしっかりしましょう。
ラップ+キッチンペーパー+密封袋で対応可能です。
アオリイカを寝かせる時の注意点
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必ず0〜5℃の低温で管理すること
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毎日ペーパーを交換して、余分な水分は吸い取る
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少しでも異臭がすれば食べずに廃棄
まとめ|アオリイカは「釣りたてより数日寝かせてから」が旨い!
アオリイカは、ただ新鮮なだけでなく**「寝かせてこそ本領発揮」**する高級食材です。
釣ってすぐ刺身ももちろん美味しいですが、
2〜3日寝かせたアオリイカの味わいは、まさに別次元。
ぜひ、次回の釣果は寝かせてから味わってみてください。


