「魚をどの状態で保管するか」によって、鮮度の保ち方・うま味の変化・日持ちが大きく違ってきます。
以下に、状態ごとの違いをわかりやすく比較・解説します。
🐟魚の保管状態の種類と違い
| 保管状態 | 鮮度の持ち | うま味保持 | 日持ち | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ① そのまま(未処理) | △(早く傷む) | △ | 半日〜1日 | 血や内臓の菌で劣化が早い |
| ② えら・内臓を取る(血抜きあり) | ◎(一番長持ち) | ◎ | 2〜3日(冷蔵) | 雑菌の繁殖を防ぎ、うま味も守れる |
| ③ うろこだけ取る | △ | △ | 半日〜1日 | あまり意味はない。調理しやすくなる程度 |
| ④ えらと内臓は取ったが血抜きしてない | ○ | ○ | 1〜2日 | 血が残っている分、やや臭みが出やすい |
| ⑤ 刺身などにして身だけにする | ○(冷蔵なら) | ○ | 1〜2日(冷蔵) | 表面が空気に触れやすく、酸化が早い |
🧠鮮度に影響する主な要因
-
● 血液と内臓:魚の中で一番腐りやすく、菌が繁殖しやすい
-
● エラ:雑菌が多く、臭みの元になりやすい
-
● ウロコ:劣化への直接的な影響は少ないが、汚れや菌の温床になりやすい
-
● 温度:低ければ低いほど劣化が遅い(0〜2℃が理想)
🔍状態別の詳細解説
① そのまま(未処理)
・市場やスーパーでは流通の時間が短い場合に限ってOK。
・時間が経つと「内臓→エラ→血→身」の順に傷んでいきます。
・一番早く臭くなる保存状態です。
② えらと内臓を取り、しっかり血抜き
・プロの漁師や料理人がやる処理方法。
・内臓由来の腐敗や臭みを抑え、熟成もうまく進みます。
・冷蔵保存で2~3日は余裕、氷温ならさらに長持ち。
③ ウロコだけ取る
・料理の下処理としては意味がありますが、保存性の向上にはあまり貢献しません。
・ウロコの裏には雑菌がいるので、取りすぎると逆に雑菌が身に広がることも。
④ 内臓とえらだけ除去(血抜きなし)
・処理としては十分ですが、「血抜き」していない分、臭みが出やすい。
・できれば流水や塩水で中を洗ってから保存すると◎
⑤ 刺身や切り身状態での保存
・空気に触れる面が増えるため、酸化と乾燥が早く進みます。
・一見便利ですが、「そのままより早く傷む」こともあります。
・冷蔵保管はラップ+密閉容器で乾燥を防ぐのがポイント。
✅おすすめの保存法まとめ
🔻釣ってきた魚・買ってきた魚をおいしく保つには?
→ **「えらと内臓を取って、血抜きをしっかり」+「冷やす」**が最強です!


