15リットルのバケツの中でアジが15匹泳いでいる。海水交換なしの前提で、気温20度、23度、26度の状況下で、水質はどのように変化するか?アジの状態は?

15Lバケツにアジ15匹という条件は、やや過密気味で、特に水温が上がるほどリスクが高まります
それぞれの気温(=水温に近いと仮定)における水質の変化アジの状態を詳しく解説します。


◆前提条件まとめ

  • バケツ容量:15L

  • アジの数:15匹(1匹平均30g~50gとして0.5kg前後のバイオマス)

  • エアレーション:記載なし(無い場合を前提に)

  • 海水交換:なし

  • 気温(≒水温):20℃/23℃/26℃


◆気温ごとの変化

【気温20℃】

・酸素溶存量(DO):約8.5mg/L前後(比較的高め)
・アジの代謝:比較的安定、呼吸量もそれほど多くない
・アンモニア(NH₃/NH₄⁺):ゆっくりと蓄積
・pH:徐々に下がる傾向(フン・尿で酸性に傾く)
・二酸化炭素(CO₂):やや蓄積、pHをさらに低下させる可能性

アジの状態:2〜3時間程度は比較的安定
ただし、酸素が徐々に減るため、口パク(パクパク)やバタつきが見られる可能性もあり。


【気温23℃】

・酸素溶存量:約8.0mg/L前後(やや低下)
・アジの代謝:やや上昇、酸素消費量増加
・アンモニア:やや早く蓄積(毒性のあるアンモニア態が増える)
・pH:フンと尿の影響でより早く下がる
・酸素供給:バケツ内は無風・撹拌なしで、急速に欠乏しやすい

アジの状態:1〜2時間程度でストレス症状
(呼吸が速くなる・底に沈む・群れから外れるなど)


【気温26℃】

・酸素溶存量:約7.5mg/L以下(水温上昇で溶けにくくなる)
・アジの代謝:かなり活発 → 酸素消費が激しい
・アンモニア:急速に蓄積&毒性上昇(pHが高いとより危険)
・二酸化炭素の蓄積とpH低下により、さらに酸素の取込みが悪化

アジの状態:30分〜1時間以内にぐったり or 死亡リスク大
・鼻上げ(酸素不足で水面に浮いて口を開ける)
・全体的に動きが鈍くなり、最悪★になる可能性も


◆まとめ表(気温別)

気温 酸素量 アンモニア アジの様子 安定持続時間(目安)
20℃ 高め ゆっくり蓄積 比較的元気 2〜3時間
23℃ やや低 中程度蓄積 呼吸速い/弱る 1〜2時間
26℃ 低い 急激に蓄積 ぐったり/危険 30分〜1時間以内

◆対策のヒント(参考)

  • エアレーション使用 → 酸素供給&ガス排出が可能になり、水温が高くてもかなり延命できます

  • 海水の交換 or 点滴式給水 → アンモニアの蓄積を防ぎ、pH低下も防止

  • クーラーボックス+保冷剤 → 水温を20〜21℃にキープすると非常に効果的

活アジは水温が上がるほどリスクが高まります。釣太郎

 

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