●単独行動と思いきや、アオリイカは群れる生き物?
アオリイカは、釣り人の目には「一匹ずつ釣れる」印象が強く、
「単独行動の生き物」と思われがちです。
でも実は──
アオリイカは若齢期から成長過程において“群れ”で行動する習性があり、一定の社会性を
持つ生き物と考えられています。
●群れで行動するメリットは?
アオリイカが群れる理由には、こんな“本能的な戦略”があります。
✅ ① 敵から身を守る「擬似集団戦略」
群れになることで、「一匹だけ」を狙われにくくする防御策。
カモフラージュや同調行動によって、捕食者の目をくらます効果があります。
✅ ② 獲物を見つけやすくする「情報共有」
群れの中で一匹がエサ(ベイト)を見つけると、
周囲の個体も反応して一斉に捕食モードに入ることがあります。
これにより、釣りでも連発ヒットが起こるのです。
✅ ③ ペア形成の前段階でも群れる
産卵期になるとペアで行動するようになりますが、
その前段階では**“複数のオスとメスが緩やかに集まる群れ”**を形成します。
これは、交尾相手を選ぶための行動とも考えられており、
一種の“社交場”的な役割を果たしているとも言えるでしょう。
●群れの中で連携している?こんな行動に注目!
実際、釣り場や水中カメラ映像で観察されるアオリイカの群れには、
「おや?」と思うような連携プレーのような動きが見られることがあります。
▼ ① 同時に泳ぎ出す/止まる
→ 群れ全体で泳ぎ方が“シンクロ”する様子は、まるで阿吽の呼吸。
▼ ② 他の個体の行動を“見て真似る”
→ 一匹がエギに反応すると、近くの個体も一気に興味を持ち接近。
▼ ③ 危険を察知すると一斉に散る
→ 釣られた仲間を見て、残りの群れが一斉に逃げる行動も。
●釣り人が知っておきたい“群れ行動”の活かし方
✅ 1杯釣れたら、すぐ次のキャスト!
群れが近くにいれば、連発ヒットのチャンス大!
✅ ヒット直後の“群れの反応”に注目
逃げる個体が多ければ、移動タイミング。
まだ寄ってくるなら、群れの活性は高い。
✅ 見えイカが複数いたら、焦らず反応を見る
1杯に狙いを絞るより、一度スルーさせて複数を寄せる作戦も有効。
●まとめ:アオリイカにも“仲間意識”があるように見える!
| 観察される行動 | 考えられる意味 |
|---|---|
| 群れでの同調行動 | 危機回避・餌の共有 |
| 他個体の反応を模倣 | 学習行動・擬似コミュニケーション |
| 群れでペア形成 | 繁殖活動の前段階 |
アオリイカは、ただの「単独の捕食者」ではなく、群れの中で“空気を読む”ような動きを見せる生き物です。
この群れ行動を理解することで、あなたの釣りもさらに一歩進化するかもしれません。


