春の大型アオリイカは、日中は沖の深場に潜んでいることが多いとされています。
そのため、釣果を上げたいアングラーは、「いかに深場を効率よく攻めるか」がカギとなります。
ここでは、アオリイカ釣り師向けに、深場狙いに強いエギやヤエン釣法の具体的なポイントを解説します。
■ 深場狙いにおすすめのエギ【沈下速度と飛距離がカギ】
深場では、エギがボトムまでしっかり届くことが重要です。
以下の2点に注目しましょう。
◎ エギの選び方
1. 沈下速度が速い「ディープタイプ」を選ぶ
・YAMASHITA「エギ王K ディープ」
・DUEL「EZ-Qキャスト ディープ」
などのディープモデルは、約1秒で1m沈下。
水深20m前後でもカウント20〜25でボトムを取れる。
2. サイズは3.5号〜4.0号がベース
→ 飛距離が出やすく、フォール中のアピールも大きい。
※特に風が強い日や潮が速い場所では、重め(25g以上)のエギが有効。
◎ シャクリの工夫
・深場では大きく跳ねさせず、緩やかなジャークが効果的。
・あえて「スローに見せる」ことで、ボトム付近での抱きつきを誘います。
・「2シャクリ+ロングフォール(10秒以上)」が定番パターン。
■ 深場に強いヤエン釣りのアドバイス【アジの泳層と仕掛けの工夫】
ヤエン釣りは、アジを泳がせてアオリイカに食わせる釣法。
深場を狙うには、いかに“アジを深く潜らせるか”がポイントです。
◎ アジの泳層をコントロールするには?
・ウキを使わず、完全フリーで沈ませる
→ アジが自由に泳げる状態を作り、水深15〜20mの中層〜ボトムへ誘導。
→ 潮に乗って流しながら探る“流しヤエン”も有効。
・潮の早さや波の強さでアジが浮く場合はオモリを追加
→ ハリスにナス型オモリ1〜3号を打って潜行力を調整。
→ 急深な磯なら、落ち込みに沿って自然に下げるのが◎。
◎ ヤエンの種類にも注目
・**自作や市販の深場対応ヤエン(ワイヤータイプ)**は、滑走力が高く、アオリイカまでしっかり届く。
・ウキ付きヤエンは日中でもアタリが取りやすく、潮流が緩やかな深場に◎。
■ 深場狙いの釣行タイミングは?
・朝マヅメ・夕マヅメは深場から浅場への移動が狙い目
・日中のデイゲームでは、あえてボトム中心に攻める
・荒れ後や大潮明けなど、潮が安定したタイミングに大型が深場で狙えることも
■ まとめ:深場を制す者が春イカを制す!
アオリイカの深場攻略は、
・エギの沈下力・飛距離・操作性
・ヤエン釣りにおけるアジの泳層管理
の両方からアプローチすることが大切です。
深場=難しいと思われがちですが、
「釣れない=まだ接岸していないだけ」
という場面では、深場を探れるかどうかが“釣れる・釣れない”の分かれ目になります。


