釣り場や磯場でよく見かけるカメノテ(タカノツメ)。
釣り人にとっては、堤防や磯にびっしりと張り付いて足場を悪くする厄介者ですが、
実は出汁がよく出る美味しい食材でもあります。
では、このカメノテが磯に密集する理由や、生態について詳しく解説します。
カメノテ(タカノツメ)は何のために生息している?
カメノテはフジツボの仲間であり、実はエビやカニと同じ甲殻類。
波打ち際の岩や堤防にびっしりと群生し、波の強いエリアを好むのが特徴です。
磯に密集する理由
✅ 強い波から身を守るために群生する
✅ エサ(プランクトン)が流れてくるのを効率よく捕食するため
✅ 成長すると仲間同士で密着し、剥がされにくくなる
カメノテは、海水中のプランクトンを足のような触手(蔓脚)で掬い取って食べるため、
波が常に当たるような場所に密集します。
また、群生することで波の力を分散し、自分たちが剥がれないように防御しています。
どんな生き物?
✅ 分類
- 甲殻類(エビ・カニの仲間)
- フジツボの一種
✅ 生息地
- 磯場、消波ブロック、堤防など波の荒いエリア
✅ 食性
- 流れてくるプランクトンを捕食(フィルターフィーダー)
✅ 成長スピード
- 約1年で食べられるサイズ(3~4cm)に成長
- 寿命は数年
カメノテは、外側が硬い殻で覆われていますが、中にはエビのようなプリプリの身が入っており、
加熱するとカニやアサリのような風味が楽しめます。
実は美味しい!カメノテの食べ方
釣り人にとっては邪魔な存在ですが、カメノテは出汁がよく出る食材として知られています。
特に潮汁や味噌汁に入れると、磯の香りが広がる濃厚な旨味が楽しめます。
おすすめの食べ方
✅ カメノテの味噌汁 → カニのような風味で絶品
✅ カメノテの塩茹で → シンプルな味わいが楽しめる
✅ カメノテの炊き込みご飯 → 磯の香りがたまらない
カメノテはアサリよりも濃厚な出汁が取れるので、釣った魚と一緒に潮汁を作ると最高です!
まとめ
✅ カメノテはエビやカニの仲間で、磯に密集する理由は「波の衝撃を防ぐため」
✅ プランクトンを食べるフィルターフィーダーで、波のある場所を好む
✅ 磯場や堤防でよく見かけるが、剥がすときは貝類採取のルールに注意
✅ 実は美味しく、味噌汁や潮汁の出汁として絶品
釣り人にとっては邪魔な存在でも、食材として見ると価値のある海の恵み!
釣り場で見かけたら、ぜひ食べてみてください。


