【温暖化と南紀のアオリイカ】海水温上昇が釣りに与える影響とは?

近年、温暖化による海水温の上昇が各地で報告されています。

では、この変化が南紀地方のアオリイカ釣りにどんな影響をもたらすのでしょうか?

結論から言うと、**「釣れる時期の変化」「個体数の増減」「釣り方の影響」**など、

さまざまな変化が予想されます。

それでは詳しく見ていきましょう。


【1. 産卵時期の変化】】

✔ 春の産卵シーズンが早まる?

アオリイカは**水温18~23℃**の環境で活発に活動し、産卵を行います。

南紀地方では例年、4月下旬~6月上旬に大型アオリイカが産卵のために接岸しますが、

温暖化で春の海水温が高くなると、3月~4月の早い時期から産卵が始まる可能性があります。

メリット

・大型個体のシーズンが長くなり、春の釣果が伸びる可能性がある

デメリット

・例年の「ゴールデンシーズン」と言われる5月には、大型個体が減る可能性


【2. 秋イカ(新子)の成長スピードの変化】

✔ 秋に釣れるサイズが変化?

産卵時期が早まると、秋に生まれるアオリイカ(新子)の成長スピードも変わります。

通常、秋イカ(新子)は9~11月にかけて胴長10~20cmほどになりますが、

温暖化の影響で春の産卵が早まると、9月時点で新子が既に大型化している可能性があります。

メリット

・秋のエギングシーズンで、通常より大きいサイズ(500g~1kg)が狙える可能性

デメリット

・冬に向けて水温が下がると、小さい個体の生存率が低下し、翌春の親イカが減る恐れ


【3. 釣れるエリアの変化】

✔ 浅場と深場のバランスが変わる?

水温が高いと、アオリイカはより深場に移動する傾向があります。

春(大型狙い)

・例年は水深5~10mのエリアで狙えるが、温暖化により15m以上の深場に移動する可能性あり

秋(エギング)

・水温が高いと、新子イカが沖の深場に残ることが増え、港内・シャローでの釣果が落ちる可能性


【4. ベイト(アジ・イワシ)の影響】

✔ アオリイカのエサとなる小魚の動きが変わる

温暖化により、南紀の海に流れ込む黒潮のルートや勢力が変化することで、

アオリイカの主要ベイトであるアジ・イワシ・キビナゴの分布も変わる可能性があります。

メリット

・ベイトが豊富になれば、アオリイカの成長が早まり、釣れるサイズが大型化する可能性

デメリット

・ベイトの分布が変わると、今まで釣れていたエリアで釣れなくなる可能性

・特に、港内や浅場での釣果が減るリスク


【5. イカ釣りのスタイルが変わる?】

✔ 釣り方に適した潮回り・時間帯が変わる可能性

温暖化による海水温の上昇で、アオリイカの活性が変化することが予想されます。

エギング

・通常は朝マズメ・夕マズメがゴールデンタイムだが、水温が高いと日中の活性も高くなる可能性

・逆に夏の水温が高すぎると、夜間の釣果が落ちる可能性も

ヤエン釣り・ウキ釣り

・深場に移動する可能性があるため、ウキのタナを深く設定する必要がある

・エサのアジが釣れにくくなる可能性も


【6. 今後のアオリイカ釣りはどう変わる?】

温暖化による海水温上昇は、南紀のアオリイカ釣りに良い影響と悪い影響の両方を与える可能性があります。

✅ 期待できるメリット

・春のシーズンが長くなり、大型アオリイカの釣果アップ

・秋の新子サイズが大きくなり、釣り応えが増す

・エギングの時間帯が広がる可能性

⚠ 予想されるデメリット

・釣れるエリアが変化し、浅場での釣果が落ちる

・釣果の波が大きくなり、安定しにくくなる

・エサとなるアジ・イワシの分布が変わり、ヤエン釣り・ウキ釣りに影響が出る可能性


【まとめ】温暖化による南紀アオリイカ釣りの変化

春の産卵時期が早まり、3月~4月の釣果が増える可能性

秋の新子サイズが大型化し、500g~1kg級が狙いやすくなる

水温の変化で釣れるポイントが深場寄りに変わる可能性

エサとなるベイト(アジ・イワシ)の動きに影響が出る

エギングの釣れる時間帯・潮回りが変化する可能性

南紀のアオリイカ釣りは、今後**「水温変化」と「ベイトの動き」を見極めることが重要**になりそうです。

今後のデータをチェックしながら、釣り方を柔軟に調整していきましょう!

温暖化は南紀のアオリイカ釣りにどんな影響をもたらすか。釣太郎

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