「これ、ヤバい…!デカいぞ!!」
その日、いつものようにヤエン釣りに挑んでいた。
これまでの最高記録は1キロ。
1キロのアオリイカでも十分な手応えはあるが、それをはるかに超える獲物との出会いが待っていた。
風は微風、潮の流れも申し分ない。
アジを泳がせながら、穂先の変化に神経を研ぎ澄ます。
「コツ…コツ…」
穂先がわずかに震えた。
しかし、いつものアタリとは明らかに違う。
「…食ったな。」
ラインがスーッと走り始める。
そのスピードが尋常じゃない。
「なんだ、この引き…!?」
じっくりと間を取りながら、慎重にヤエンを投入する。
すると、次の瞬間——
「グイッ!!!」
ロッドが大きくしなり、リールからドラグ音が響く!
「やばい!これ、今までのアオリじゃない!!」
引きがとんでもなく重い。
まるで海中の怪物を相手にしているような感覚だ。
ヤエンがイカに到達するのを確認し、慎重にテンションをかける。
「乗った…!? よしっ!」
そこからが本当の勝負。
猛烈なジェット噴射を繰り返す巨大イカ。
少しでもミスをすれば、ラインブレイクやバラしのリスクがある。
「頼む…来てくれ…!」
そして、ついにその姿が水面に現れた。
「デ、デカい…!!!」
墨を吐きながら浮上したのは、今まで見たこともないサイズのアオリイカ。
明らかに3キロクラス。
いや、もしかするとそれ以上かもしれない。
タモ入れの瞬間、緊張で手が震える。
ゆっくりとネットを差し出し、慎重に…慎重に…
「よっしゃあああ!!!!」
ついに、人生初の3キロのアオリイカを手にした!
その重量感、存在感、迫力…すべてが別格だった。
「これが3キロか…! 1キロとはまるで違う…!」
興奮と達成感で、しばらく呆然とする。
写真を撮り、サイズを測り、何度もその大きさを確かめる。
まさに夢に見たサイズ。
ヤエン釣りで3キロのアオリイカを釣るという快感。
この感動は、一度味わったら忘れられない。
【3キロアオリイカの引きは別次元!】
1キロのアオリイカとは比べ物にならないパワー。
・ジェット噴射の勢いが異次元
・ラインの引き出しが止まらない
・タモ入れまで気が抜けない
特にヤエン釣りでは、ヤエンがイカに掛かるまでの緊張感がたまらない。
ヤエンが届く前にイカが違和感を感じて逃げてしまうこともある。
だからこそ、この3キロのアオリイカを仕留めた瞬間の達成感は計り知れない。
【3キロ超えのアオリイカを狙うなら?】
・アジは元気で大きめのものを選ぶ(20cm以上推奨)
・潮の動きがあるポイントを狙う
・ヤエンの投入タイミングを慎重に見極める
・ドラグ設定を少し緩めにし、ラインブレイクを防ぐ
【ヤエン釣りで夢のサイズを狙え!】
今回の3キロ超えはまさに一生モノの釣果だった。
ヤエン釣りならではのスリルと興奮を味わいたいなら、大型アオリイカを狙ってみよう!
次の目標は、4キロオーバー…!
また新たな挑戦が始まる!