爆釣ではなくパラパラ釣れているようです。
アジの群れの変化|小さい個体ほど群れが大きく、大きくなると減る理由とは?
アジ(マアジ、ムロアジなど)を釣る際に、「小さいアジは群れで大量にいるのに、
大きいアジは少数しかいない」と感じたことはありませんか?
これは、回遊魚の成長と生存戦略に深く関係しています。
なぜ小さいアジほど群れが大きく、大きくなると個体数が減るのかを解説します。
1. 小さいアジが大きな群れを作る理由
・外敵から身を守るため
小さいアジは、カンパチやブリなどの大型魚に狙われやすい。
そのため、「群れを作ることで捕食リスクを分散させる」という本能があります。
・回遊によるエサの効率的な確保
アジの稚魚はプランクトンを主食にしており、効率よくエサを食べるために広範囲を回遊します。
群れで動くことで、エサ場を効率よく探しながら、他の魚と情報を共有できます。
・群れを維持しやすい
幼魚は成長に必要なエネルギーを確保するため、短期間で大量に孵化し、数千〜数万匹単位
の群れを作ります。
2. 大きいアジの群れが小さくなる理由
・捕食圧による減少
成長するにつれて捕食者からの攻撃を受け続け、多くの個体が捕食されてしまいます。
特に、20cm以上のアジはカンパチやヒラメのターゲットになりやすく、生き残る個体は限られます。
・縄張り意識の向上
大型のアジは、小型のアジと異なり、同じエサ場での競争を避けるために群れを小さくする傾向があります。
特に30cm以上の個体は、単独行動や小規模なグループで生活することが多くなります。
・成長による食性の変化
小さいアジはプランクトン中心の食生活ですが、大型アジは小魚や甲殻類を捕食するようになります。
このため、広範囲に分散してエサを探すようになり、群れの規模が縮小します。
3. 釣りへの影響|群れの規模と釣り方の工夫
・小アジ狙いなら群れを探す
サビキ釣りでは、大きな群れを形成する小型のアジを狙いやすい。
魚探や目視で群れを確認し、エサを撒いて群れを寄せることが重要。
・大型アジ狙いは回遊ポイントを把握する
30cm以上のアジは小規模な群れや単独で行動するため、回遊ルートや地形の変化を把握することが大事。
潮の流れが変化する場所や、水深のあるポイントで狙うのが効果的。
・時合を意識する
小さいアジは日中でも群れで行動しやすいが、大型アジは夜間や早朝のフィーディングタイムに活発になる。
特に、夜釣りや明け方の時合を狙うと大型がヒットしやすくなる。
まとめ
アジの群れの大きさは、成長段階によって変化します。
・小さいアジは「外敵から身を守る」「エサを効率よく探す」ために大きな群れを作る。
・大きくなると「捕食圧で個体数が減る」「食性が変わる」「縄張り意識が強くなる」ため、
群れの規模が縮小する。
この特性を理解すれば、釣りのターゲットに応じたポイント選びや仕掛けの工夫がしやすくなります。
これからアジ釣りを楽しむ際は、群れの特性を意識して、狙い方を調整してみましょう!


