カタクチイワシの特徴と活用法|釣り人&食通必見!
1. カタクチイワシとは?
カタクチイワシ(片口鰯)は、日本全国の沿岸で見られる 最も一般的なイワシの一種 であり、
食用・釣り餌・加工品として幅広く活用されています。
✅ 学名:Engraulis japonicus
✅ 別名:シラス(幼魚)、アンチョビ(塩漬け加工品)
✅ 生息地:北海道から沖縄まで、日本近海の沿岸や沖合
✅ サイズ:成魚で約10〜15cm、最大で18cm程度
✅ 寿命:約1〜2年
2. カタクチイワシの釣り人目線での特徴
(1) 釣り場での出現状況
- サビキ釣りでよく釣れるが、群れが小さい場合が多い。
- アジやサバとは違い、口が非常に弱いため、針掛かりしてもすぐ外れることがある。
- 夏から秋にかけて、堤防や港湾で群れを作って接岸しやすい。
- 小魚を狙う フィッシュイーター(シーバス・カンパチ・ブリなど)のベイトフィッシュ となる。
(2) 釣りエサとしての役割
- カタクチイワシは ルアーや泳がせ釣りの最高のベイト。
- その独特の キラキラした体色と泳ぎ方 により、大型魚が強く反応する。
- 冷凍エサや塩締めエサ にも適しており、ヒラメやマゴチ釣りでの実績が高い。
- 活きエサとしても使えるが、口が弱くすぐ弱るので注意。
3. 食用としてのカタクチイワシの活用法
(1) 生シラスとしての評価
カタクチイワシの 幼魚(シラス) は「生シラス」として高級食材扱いされることが多い。
- 特に鮮度が命 で、獲れたてをすぐに食べると 甘みがあり、臭みが少ない。
- 静岡・湘南・和歌山・徳島などの漁港で新鮮な生シラス丼が有名。
- 鮮度が落ちやすいため、一般流通するものは 釜揚げシラス・シラス干し に加工されることがほとんど。
(2) 煮干し(いりこ)以外の活用法
カタクチイワシは 煮干し(いりこ)以外にも多くの用途 で利用される。
✅ アンチョビ(塩漬け熟成加工品)
- カタクチイワシ=アンチョビの原料 として世界的に有名。
- 塩漬けにして熟成させることで 強い旨味とコク を引き出す。
- パスタ(ペペロンチーノ)、ピザ、サラダのドレッシングなど、イタリア料理で活躍。
✅ 魚醤(しょっつる・ナンプラー・いしる)
- カタクチイワシを発酵させて作る調味料。
- 日本では秋田の「しょっつる」、能登の「いしる」が有名。
- タイやベトナムでは「ナンプラー」として広く使われる。
✅ 醤油や味噌のダシ
- 煮干しと異なり、生のままダシとしても使われることがある。
- 特に瀬戸内地方では、 カタクチイワシを丸ごと使った濃厚なイワシ出汁のラーメン が人気。
✅ 干物・丸干し
- 内臓ごと干すことで 独特の苦味と旨味が凝縮。
- 酒のつまみや焼き物として人気がある。
✅ 酢漬け(オイルサーディンとは異なる)
- 生のカタクチイワシを酢で締める「イワシのマリネ」がヨーロッパでは一般的。
- 日本ではあまり馴染みがないが、刺身の代わりに食べられることもある。
✅ オイルサーディン
- カタクチイワシを 油漬けにして保存性を高めた加工品。
- そのまま食べても美味しく、パスタや炒め物に使われる。
4. カタクチイワシの釣りと食の魅力まとめ
✅ 釣りの面では…
- サビキ釣りでは群れに当たると数釣りできるが、口が弱く外れやすい。
- 泳がせ釣りの最強ベイトの一つ で、大型魚のターゲットとして活用可能。
- 冷凍・塩締めエサとしても効果的で、ヒラメや根魚狙いに最適。
✅ 食の面では…
- 生シラスはカタクチイワシの幼魚がメインで、高級品扱い。
- 煮干し(いりこ)以外にもアンチョビや魚醤、オイルサーディンとして世界的に利用。
- 干物・丸干しやダシ取りとしても重宝される、日本の食文化に根付いた魚。
🎣 釣り・料理ともに万能なカタクチイワシは、まさに日本人にとって最も身近な魚の一つ!
釣れたらぜひ活用してみよう!

