ハリセンボンの針は実際に何本あるのか?
ハリセンボン(学名:Diodon holocanthus)は、膨らむと体全体に鋭い針を立てることで
有名なフグの仲間です。
名前の「ハリセンボン(針千本)」から、「針が本当に1000本あるのか?」 と思われがちですが、
実際にはそこまで多くはありません。
① ハリセンボンの実際の針の本数
研究や標本の調査によると、ハリセンボンの針の本数は約350本~500本程度 とされています。
個体差があり、大きな個体ほど針の本数が多い傾向があります。
| 種類 | 実際の針の本数 |
|---|---|
| 小型個体(幼魚) | 約300本~400本 |
| 成魚(30cm以上) | 約400本~500本 |
| 最大級(40cm以上) | 約500本以上 |
✅
✅ 「ハリセンボン」は数を誇張したネーミング!
② 針の役割と特徴
ハリセンボンの針は、主に 捕食者から身を守るための防御手段 です。
通常は寝かせている針を、敵に襲われると膨らんで立たせます。
🔹 針の特徴
- 皮膚の一部が変化してできた棘(うろこが進化したもの)
- 膨張時に立ち上がる仕組み(水や空気を吸い込み、針が直立する)
- 針の根元は皮膚に埋まっていて、抜けにくい
- 毒はないが、触ると痛い
✅ 通常時は寝かせているが、膨らむと全身の針が立つ!
✅ フグの仲間だが「テトロドトキシン(フグ毒)」は持っていない!
③ どうして「ハリセンボン」と呼ばれるのか?
ハリセンボン(針千本)という名前は、単に「たくさん針がある」という意味で、実際の本数
とは関係がない と考えられています。
これは、日本の伝統的な言い回しで、「千(せん)」という言葉が「ものすごく多いこと」を表すためです。
🔹 「千本」と名付けられた理由
- 見た目が針だらけで、数が多く見えるから
- 「千」という言葉が「非常に多い」という意味で使われた
- 実際に数を数えたわけではなく、インパクトのある名前をつけた
✅ 他にも「千本」とつく生き物がいる!(例:千本松、千本イチョウ)
✅ 「千本=たくさんある」という意味で、実際の本数とは無関係!
④ まとめ
✅ ハリセンボンの針の本数は約350本~500本程度で、1000本もない!
✅ 針は防御用で、通常時は寝かせておき、膨らむと立つ!
✅ 「千本」という名前は誇張表現で、本当に1000本あるわけではない!
つまり、ハリセンボンの名前はインパクト重視のネーミング であり、実際には500本前後の
針を持つフグということですね!


