地元フカセ釣り師考察:グレは上下のピンポイント、チヌはサークルの広範囲から寄せる?

フカセ釣り考察:グレはピンポイント、チヌは広範囲に寄せる?

釣りを極めた地元の常連さんと話していると、思わぬ発見があるものです。
今回、地元の釣りクラブに所属する相当な腕前の釣り人と話す中で、グレとチヌの釣り方の違いについて興味深い考察を聞くことができました。

グレは「いる場所が決まっている」ピンポイント勝負

この釣り人曰く、グレは基本的に居着く場所が決まっており、その範囲でマキエ(撒き餌)を打つことで、浮かせたり沈ませたりするのが釣りの基本とのこと。

「グレはおる場所ってだいたい決まってて、そこからマキエで浮いて来るか沈んで行くかがメインになる。やからピンポイントでマキエ打たなあかんし、ビタで仕掛けを入れんかったら中々釣れんよ。」

つまり、グレ釣りは「正確なマキエ」と「仕掛けの投入精度」が重要ということ。
マキエを散らしすぎると魚が分散し、狙ったポイントからズレてしまうため、ピンポイントで撒いて、そこにしっかり仕掛けを落とさなければ釣果につながりにくいというわけです。

これは、グレ釣りではマキエとサシエの同調が極めて重要と言われる理由とも一致しますね。

チヌは広範囲から寄せることができる

一方で、チヌはグレとは真逆の性質を持っているようです。

「逆にチヌっていうのは広範囲からでもマキエが効いてきたら寄って来てくれる。体感では50m範囲なら集まってくる印象ある。底の魚やから、しっかり比重のあるマキエで海底にエサを効かせれたら釣りやすいと思う。」

グレのように「決まった場所にいる魚を浮かせる」釣りとは異なり、チヌ釣りは「遠くにいる魚を寄せる」釣りというわけです。
広範囲から寄せるには、比重のあるマキエをしっかり沈め、海底にエサを効かせることが重要。

これは、チヌ釣りで「撒き餌の継続が大事」と言われる理由とも合致しますね。
じっくりとエサを効かせることで、50m以上離れた場所からでもチヌを呼び寄せることができるというのは、非常に興味深いポイントです。

エサ取りの存在がさらにフカセ釣りを難しくする

ただし、フカセ釣りではエサ取りの存在があるため、一筋縄ではいきません。
グレやチヌを狙っても、小魚やフグが撒き餌やサシエを食い尽くしてしまうことも多いですよね。

こうした「エサ取りをいなしつつ、ターゲットの魚を寄せる技術」が必要になる点も、フカセ釣りの奥深さを感じさせます。

釣りに「運」はあるのか?

この釣り人の話を聞いていると、最後にこんな言葉が飛び出しました。

 「釣りは100%実力で、運なんかない。」

「クッソ強気やなw」と心の中で思いましたが、ここまで釣りを突き詰めている人の言葉だけに説得力があります。
確かに、魚のいるポイントの把握、マキエの精度、仕掛けの調整、エサ取りの対策など、釣果を左右する要素はすべて釣り人の技術に依存します。

運で釣れることもあるかもしれませんが、安定して釣果を上げるには、やはり知識と経験が不可欠。
この釣り人のように、長年の経験をもとに釣りを極めていけば、「運ではなく実力」と言い切れる境地にたどり着けるのかもしれませんね。

まとめ

• グレ釣りは「いる場所が決まっている」ので、ピンポイントでマキエを打ち、正確に仕掛けを投入する必要がある。
• チヌ釣りは「広範囲から寄せる」釣りで、比重のあるマキエを海底に効かせることが重要。
• エサ取り対策がフカセ釣りの難易度を上げている。
• 釣りを極めた人は「運ではなく実力で決まる」と考えている。

フカセ釣りは本当に奥が深く、ターゲットごとの特性を理解することが釣果につながることがよく分かりますね。
今回の話を踏まえて、**グレ釣りの「ピンポイント精度」と、チヌ釣りの「広範囲集魚」**を意識してみると、釣果アップにつながるかもしれません。

あなたは「釣りに運はあると思いますか?」

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