「二枚潮」とは、水面と水中の潮の流れが異なる方向や速さで流れている状態を指します。
フカセ釣りをする際に、特に初心者にとっては仕掛けが思うように流れず、釣果に影響を与える
厄介な状況です。
二枚潮の特徴
- 水面と水中の流れが違う
- 水面では潮が右に流れているのに、水中では左に流れている、といった状況。
- 水面の流れと水中の流れの速さが違う場合も二枚潮と呼ばれます。
- 原因
- 風の影響: 強風によって水面だけが押され、異なる方向に流れる。
- 潮汐の重なり: 満ち潮と引き潮が交錯していると、異なる深さで流れが分かれる。
- 水温や密度の違い: 水温や塩分濃度の違いが層を作り、異なる流れが発生する。
二枚潮になるとどうなる?
- 仕掛けが安定しない
- ウキは水面の流れに従い動きますが、ハリスや仕掛け部分は水中の流れに引っ張られ、狙ったポイントに留まりにくくなります。
- 棚取り(タナの調整)が難しい
- 水中の流れが異なるため、仕掛けの深さを正確にコントロールしづらく、狙ったタナにエサを送り込むのが難しくなります。
- アタリが取りづらい
- 仕掛けが不自然に流れるため、魚がエサを食ってもウキにアタリが反映されにくくなります。
二枚潮への対応方法
- 仕掛けを重くする
- 流れの影響を受けにくくするため、ウキを重いものに変更する(例: 遠投ウキやB~3B以上の浮力のあるウキ)。
- ガン玉を追加し、エサを早く沈めて二枚潮の影響を避ける。
- 仕掛けを沈める(沈め釣り)
- ウキを使用しない、または沈めウキを使い、仕掛け全体を水中に沈めることで二枚潮の影響を回避します。
- 適度に重いハリスやサルカンを使うと効果的。
- ポイントを変える
- 二枚潮の発生しやすい場所(岬や潮のぶつかる場所)を避け、流れが安定しているポイントへ移動します。
- 風を避ける
- 風が二枚潮の主な原因である場合、風裏のポイントを選ぶことで解消できることがあります。
- タナを細かく探る
- 潮の影響が少ない深さを探るために、タナを調整して魚のいる層を見つける。
フカセ釣り初心者へのアドバイス
- 二枚潮の確認方法
ウキが水面で流れる方向と、投入した仕掛け(ハリス部分)の流れがズレている場合は二枚潮の可能性があります。
特に、仕掛けを投入後、エサが狙ったタナに届く前に仕掛けが引っ張られる場合、二枚潮を疑いましょう。 - 二枚潮は避けられない時もある
自然現象のため、完全に回避するのは難しいこともあります。
対策をいろいろ試しながら、状況に応じた釣り方を練習すると良いです。
まとめ
二枚潮はフカセ釣りで厄介な状況ですが、仕掛けを工夫したり、ポイントを変えることで対処可能です。
初心者の方も「二枚潮だから釣れない」と諦めず、状況に応じた対応を試して釣果アップを目指しましょう!


