
南紀和歌山はアオリイカ釣りの聖地として知られています。この地域では季節ごとに異なる特徴を持つアオリイカが狙え、初心者からベテランまで楽しめるポイントが豊富です。この記事では、アオリイカの成長速度、釣りやすい時間帯、そして時期ごとの特徴を分かりやすく解説します。
アオリイカの成長と釣りの狙い目

アオリイカは季節によって成長速度が異なり、それに伴い釣り方も変わります。
秋イカ
- 時期: 9月〜11月
- 特徴: 生まれて間もないサイズ(200g〜500g)の個体が多く見られる時期です。水温は27℃から25℃にかけて安定しており、アオリイカは生存競争のため旺盛にエサを食べます。
- おすすめ釣法: エギング、ヤエン釣り、ウキ釣り。初心者でも釣りやすい時期です。
- 狙い目ポイント: みなべ町周辺。

冬イカ
- 時期: 12月〜2月
- 特徴: 水温が18℃から16℃と低下し、釣りにくくなる傾向がありますが、安定したタイミングを狙えば釣果を期待できます。サイズは0.5kg〜1.5kg程度に達します。
- おすすめ釣法: ヤエン釣りが特に効果的。エギングも可能ですが、難易度がやや高いです。
- 狙い目ポイント: 串本エリア。

春イカ
- 時期: 3月〜5月
- 特徴: 産卵期に向けて荒食いが始まり、大型個体(1〜3kg)が狙えます。この時期のアオリイカはアタリが賢くなるため、難易度が上がります。
- おすすめ釣法: ヤエン釣り、ウキ釣り。活アジを使った釣りが特に効果的です。
- 狙い目ポイント: すさみエリア、みなべ町。

アオリイカを釣るベストな時間帯
アオリイカは時刻によっても釣果が大きく異なります。

朝マズメ(6時〜8時)
大型のイカも小型のイカも満遍なく捕食のために浅瀬に寄ってきている印象があります。やる気があるイカが多く、アタリの回数も多いのが特徴です。また、多少の違和感があっても餌を離さないことが多く、バラシの確率も低めです。これらのイカは深場から浅瀬に移動してきた【移動性】の可能性が高いと考えられ、釣れるサイズは大小様々です。

日中(9時〜17時)
ほとんどのイカが深場に戻りますが、小型イカ(300g〜400g)は浅瀬で遊泳している場合が多いです。これらのイカは【居つき】の可能性が高く、捕食のためではなく遊泳しているだけのことが多いです。そのため、ヤエン釣りのアジにアタリがあっても、頭をかじってすぐに離す「アジ殺し」という行動がよく見られます。釣果に結びつけるのは熟練度が必要ですが、アタリ自体はあるためノーチャンスではありません。「昼間のイカは小さい、渋い」という印象の原因はこれにあると考えられます。

夕マズメ(18時〜20時)
朝マズメと同様に、日中深場にいたイカが捕食のため浅瀬にさしてくる時間帯です。大型のイカも活発にアジに食らいついてくるため、釣果を上げるには最適な時間帯です。釣れるサイズは小さいものから大きいものまで様々で、深場から上がってきた【移動性】のイカが多いと考えられます。
夜中(21時〜5時)
大型のイカを狙うなら夜中がベストタイムとされています。日中のような浅瀬遊泳の小型イカは深場に落ちており、大型イカが回遊している時間帯です。ずっと竿を出していれば、大型イカの回遊と遭遇する可能性が高まります。釣れるサイズは1kgを超えることがほとんどで、実際の釣果情報でも大型イカは夜中に釣れることが多いです。これらは【回遊性】の大型イカだと考えられます。

南紀和歌山の年間スケジュール
以下は、南紀和歌山地域の釣り情報をもとにまとめたアオリイカ釣りの年間スケジュールです。
| 月 | 名称 | 釣り場 | 水温 | サイズ | アタリ | 活アジ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9月 | 秋イカ | みなべ町 | 27℃ | 200g〜500g | 多い | 小さめ |
| 10月 | 秋イカ | みなべ町 | 25℃ | 200g〜500g | 多い | 小さめ |
| 12月 | 冬イカ | 串本エリア | 22℃ | 0.5〜1kg | 普通 | 普通 |
| 2月 | 冬イカ | 串本エリア | 16℃ | 0.5〜1.5kg | 少ない | 普通 |
| 3月 | 春イカ | すさみエリア | 17℃ | 1〜2kg | 少ない | 大きめ |
| 5月 | 春イカ | みなべ町 | 18℃ | 2〜3kg | 普通 | 大きめ |
まとめ
南紀和歌山では季節ごとに異なる特徴を持つアオリイカが楽しめます。特に初心者は秋イカシーズンから挑戦すると良いでしょう。また、釣行の際は時間帯を意識することで釣果を大きく向上させることができます。この記事を参考に、ぜひアオリイカ釣りの魅力を存分に楽しんでください!

