寄生虫の糸状虫、天然魚のブリのどれくらいの割合に存在している?

糸状虫(フィロメトロイドなど)は、天然魚のブリ(ハマチやカンパチを含む)に寄生する

寄生虫の一種です。

この虫についての情報を整理して回答します。


1. 糸状虫はブリのどれくらいの割合に存在する?

糸状虫の寄生率は地域や環境によりますが、天然魚のブリでは**10~50%**程度の個体に

見られることがあります。

これは、ブリが糸状虫の中間宿主となる小型の甲殻類(オキアミなど)を摂取することで感染

するためです。


2. 糸状虫が多いとブリは死んでしまう?

通常、糸状虫の寄生はブリの健康を大きく損なうことはありません。

しかし、寄生数が極端に多い場合、筋肉や内臓にダメージを与えたり、免疫が低下した状態の魚では感染症が発生しやすくなることがあります。

その結果、極端な場合には死に至ることも考えられます。


3. そもそもどうしてブリに寄生するのか?

糸状虫のライフサイクルにより、ブリが最終宿主となるためです。糸状虫は以下のようなライフサイクルを持ちます:

  1. 卵や幼虫が水中で放出される。
  2. 中間宿主(オキアミや甲殻類)に取り込まれる。
  3. その中間宿主をブリが捕食することで寄生が成立。
  4. ブリの筋肉や内臓に寄生して成虫となり、繁殖する。

これは自然の生態系の一部であり、特に珍しい現象ではありません。


4. 人体には無害?

はい、糸状虫は人体に無害です。糸状虫は魚に寄生するための適応を持っており、人間には感染しません。

寄生虫が加熱調理や冷凍処理によって死滅することも確認されています。

ただし、見た目が不快であるため、調理前に取り除かれることが多いです。


5. まとめ

  • 糸状虫は天然魚のブリで比較的一般的に見られる。
  • 大量寄生で魚の健康を損ねる可能性はあるが、通常は問題にならない。
  • 人体には無害であり、加熱や冷凍処理で安全に摂取可能。
  • 寄生はブリの食性と自然環境によるもので、避けることは難しい。

気になる場合、調理前に虫を取り除いたり、養殖魚を選ぶことで対策できます。

また、煮る・焼くなどの十分な加熱調理を行うことで安全性が保たれます。

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