潮目(しおめ)とは、簡単に言うと、海面に見られる海水の境目のことです。
流れの速さ、水温、塩分濃度などが異なる潮の流れがぶつかり合う場所に現れます。
この境目は、海面の色が違って見えたり、筋状の模様や泡の帯として見えたり、波立って見えたりと、様々な形で現れます。
もう少し詳しく説明すると、潮目は以下のような状態を指します。
- 異なる性質の海水の衝突地点: 例えば、沖から来る潮と岸から反転する潮がぶつかる場所、水温や塩分濃度の異なる海水が混ざり合う場所などが潮目となります。
- 海面に見える境界線: これらの海水がぶつかり合うことで、海面に筋状の模様や泡の帯、ゴミや海藻の集まりなどが現れ、視覚的に境界線として認識できます。
- 海中の変化も伴う: 潮目は海面だけの現象ではなく、海中にも影響を及ぼします。流れの変化や水温の変化などが起こっていますが、海面ほど明確には見えません。
潮目の見分け方
潮目を見つけるには、以下の点に注目しましょう。
- 海面の様子: 海面にできる筋状の模様、泡の帯、ゴミや海藻の漂流物の集まりなどを観察します。特に、風が吹いている時は、波立ち方が変わることで潮目が分かりやすくなります。
- 海の色: 潮目の両側で海の色が異なって見えることがあります。
- 鳥の動き: 海鳥が特定の場所に集まって旋回している場合、その下に潮目がある可能性があります。鳥たちは潮目に集まる小魚などを狙っていることが多いです。
- 潮の流れの変化: 仕掛けを投入し、ウキやラインの動きを観察することで、潮の流れの変化を感じ取ることができます。ウキが急に沈んだり、流れが速くなったりする場所は潮目の可能性があります。
潮目が重要な理由
潮目は、魚が集まりやすい絶好のポイントとなります。その理由は以下の通りです。
- 餌の集積: 潮目では、プランクトンや小魚などの餌が溜まりやすくなります。これは、流れがぶつかり合うことで、それらが一箇所に集まるためです。魚はこれらの餌を求めて潮目に集まってきます。
- 酸素の供給: 潮の流れがぶつかり合うことで、海水中に酸素が供給されやすくなります。魚は酸素を多く必要とするため、潮目は快適な環境となります。
- 隠れ場所: 潮目付近には、流れの変化によってできるヨレや反転流など、魚が身を隠せる場所が多く存在します。
潮目を狙う際の注意点
- 潮の流れを読む: 潮目は常に変化しています。潮の流れをしっかりと読んで、仕掛けを投入する位置や流し方を調整することが重要です。
- 撒き餌の同調: 撒き餌と付け餌が同じ潮の流れに乗るように、撒き餌の撒く位置やタイミングを工夫しましょう。
潮目は釣りにおいて非常に重要な要素です。
潮目を見つけることで、釣果を大きく上げることができます。
釣り場に着いたら、まずは海面をよく観察し、潮目を探すことから始めましょう。


