北西風が吹き荒れる和歌山南紀でも、風裏と呼ばれる場所ではベタ凪になっていることがあります。では、この「風裏」とは、一体どんな場所なのでしょうか?
風裏とは?
風裏とは、文字通り「風の裏側」のことです。つまり、風があたらない場所、風が遮られている場所を指します。
例えば、
- 建物や防波堤の陰: 高い建物や防波堤の裏側は、風を遮ってくれるため、風裏になります。
- 岬の裏側: 岬は風を遮る壁のような役割を果たすため、その裏側は風裏となります。
- 入り江: 海の中に突き出た陸地によって囲まれた入り江は、外海からの風を遮断し、穏やかな状態を保ちやすいです。
- 岩陰: 大きな岩の陰も、風裏となることがあります。
風裏がベタ凪になる理由
- 風の影響を受けにくい: 風裏は、直接風を受けないため、波が立ちにくく、穏やかな状態を保ちやすいです。
- 水深の変化: 風裏となる場所は、水深が浅いことが多く、波の影響を受けにくいため、ベタ凪になることがあります。
風裏を探すコツ
- 地形図や地図アプリを活用: 地形図や地図アプリで、岬や入り江、防波堤などの地形を確認し、風裏になりそうな場所を探しましょう。
- 地元の釣り人に聞く: 地元の釣り人に、風裏となるおすすめのポイントを尋ねてみましょう。
- 実際に足を運んで確かめる: 実際に現地に行って、風向きや波の状態を確認することが大切です。
風裏で釣りを楽しむための注意点
- 安全第一: 風裏だからといって、油断は禁物です。足場が滑りやすい場所や、波が急に高くなる可能性がある場所もありますので、十分注意しましょう。
- 潮の流れ: 風裏でも、潮の流れがある場合があります。潮の流れに注意して釣りを行いましょう。
- ゴミの持ち帰り: 美しい自然を守るため、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
まとめ
風裏は、北西風が吹いても比較的穏やかに釣りを楽しむことができる貴重な場所です。和歌山南紀には、多くの風裏が存在しますので、ぜひ探して釣りを楽しんでみてください。