アオリイカの雌雄(オスとメス)の見分け方にはいくつかのポイントがあります。特に体色の変化や模様、触腕の形状などが重要な手がかりです。
アオリイカの雌雄の見分け方
1. 体色の違い
- オス
- 興奮したり警戒したりすると、体全体が黒っぽい模様(まだら模様)になります。特に胴体側面にくっきりとした縦縞模様が現れるのが特徴です。
- 行動中でも、体色が頻繁に変化する傾向があります。
- メス
- オスほど体色の変化が激しくなく、比較的均一な薄い色合いを保つことが多いです。
- 警戒しても縦縞模様はあまりはっきり出ません。
2. 触腕の形状
- オス
- 一部の吸盤が大きく、触腕の先端部分に特徴的な形状(棒状の「交接腕」)があります。この腕を使ってメスに精子を渡します。
- メス
- 触腕の吸盤はオスほど発達しておらず、均一な形をしています。
3. 生殖器の位置(内臓の観察が必要)
- オス
- 胴体の内側に白い「精莢(せいきょう)」と呼ばれる生殖器官が見られます。これは精子を保存するための器官です。
- メス
- 胴体の内側に大きな卵巣が確認でき、卵が発達している場合は黄色っぽい粒状のものが見えます。
4. 行動の違い
- オス
- 繁殖期にはメスの周りを泳ぎ回り、他のオスを追い払う行動をします。求愛行動として体色を変化させたり、メスに近づく際に体を震わせることもあります。
- メス
- 卵を産むために、岩場や海藻に寄り添うような動きをすることが多いです。繁殖期以外では比較的おとなしい行動が見られます。
簡単な見分け方のまとめ
- 体色と模様を見る
- 縦縞模様が出る → オスの可能性が高い。
- 色が均一で薄い → メスの可能性が高い。
- 触腕を観察する
- 特徴的な「交接腕」がある → オス。
- 均一な吸盤 → メス。
- 内臓を確認(釣り上げた後のみ可能)
- 白い精莢 → オス。
- 黄色い卵巣 → メス。
アオリイカ釣りや観察中に雌雄を見分けられると、繁殖行動や生態についてより深く理解できます。特に繁殖期には、オスとメスの行動が大きく異なるため、観察が楽しくなるでしょう!
現在釣太郎みなべ店で、アオリイカのオスとメスが泳いでいます。
飼育は寒くなるまでの秋のみ限定。


