一番左がマルソウダ(ソーダガツオ)。
スマ3兄弟の外れ枠:マルソウダ。
カツオ系は火を入れたらパサつくのでそもそもあまり美味しくない。
となると、生食やタタキが一番ベストな食べ方ですが、マルソウダに関しては血合いが多いのとヒスタミンの食あたりの可能性が特に高いため、敬遠されがち。
結局全国的に見ても節にしかならない魚です。
僕が生まれ育った紀南でも、マルソウダは生で食ったらヤバイ。と昔からよく聞いていました。
ここ5年くらい?で津本式などを筆頭に、魚の鮮度処理についての考え方が飛躍的に向上しました。
釣ってからすぐに脳天締めして血抜き、帰ってからも内臓をすぐに抜いてチルド保管。
これらで随分と多くの魚がおいしく食べれるようになりました。
マルソウダも生食する人はほとんどいませんが、僕は結構好きな魚です。
3枚におろして柵にしたら、徹底的に血合いを取り除きます。
こう見たらほとんど血合いで、可食部なんか雀の涙です(笑)
ヤイトと違い、めちゃくちゃ血の味がする赤身です。
ですが血なまぐささではなく、旨味のある味。
マグロのクリアなすっきりとした赤身なんかより、ずっとクセがあります。
ですが、それが一番の魅力。
食事を栄養摂取としか思っていないので、朝食は炭水化物源の塩パスタ、高たんぱくのソーダガツオです。
刺身を食べた後、塩パスタを食べたら血の味がしました。
食べ合わせ最悪でしたね。
炭水化物源は玄米でもよかったなぁ・・・