究極のギャンブル? 食中毒ギリギリのソーダガツオ(マルソウダ)の刺身は極上の味わいです。

スマガツオ3兄弟のマルソウダ。(あと2種はヒラソウダとヤイトガツオ)

マルソウダ(ソーダガツオ)は、血合いに含まれるヒスタミン(食中毒の元になる物質)の量が特に多く、鮮度落ちもかなり早い。

昔から生食はヤバい魚。というイメージが定着しています。

なんなら加熱してもアタる人もいるそうですね。

アタったら1週間ほど体調最悪みたいですよw

 

地元ではテッポウと呼ばれるのですが、一説によると由来は「食あたりのロシアンルーレット」から来ているのだとかw

そしてよく釣れるのが気温の高い今時分なので、鮮度劣化に拍車がかかるのでしょうね。

釣っても逃がす人が多い魚です。

 

以前からどうしてもコイツの刺身を食べたかったので、釣った瞬間にすぐにエラを切り血抜きをして潮氷で冷やし込みました。

よくアタッたのは、今ほど鮮度保持もしっかりしていなかった昔の話です。

ちゃんとすればきっと大丈夫。きっと。多分、おそらく。

 

自宅に帰ってからすぐに刺身に切ります。

血合いは完全にトリミング。

身の半分くらい血合いでした。可食部は相当少ない。

味は究極の美味です。

脂が乗っているわけではないのですが、濃縮された旨味があります。

血臭さが無いのに、甘みとほのかに鰹節っぽい風味が抜けてきます。

 

はっきり言って本ガツオ、ヒラソウダは比べ物になりません。

脂の乗ったヤイトガツオといい勝負するくらいのランクです。

 

沖磯では結構簡単に釣れるし、堤防からでも群れに当たれば数釣り出来る魚です。

食味は保証します。半端じゃないです。 一度、刺身で食べてみては??

あ、その際は自己責任でお願いしますね。

 

 

 

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