こちらは地物の鰹の刺身。
程よく脂が乗っています。
今回は塩→醤油→レモン→オリーブオイルの食べ方を紹介します!
まず、刺身に塩を乗せます。
この段階で直ぐに醤油を掛けず、少し時間を空けます。
塩が溶けだして、身に浸透するのを待ちましょう。 30秒くらいで充分です。
醤油をかける。
少な目でいきましょう。
量が多いと、塩が流れてしまいます。
役目は香り付け程度。
レモンを搾ります。
酸で身を白く焼きます。
香り付けと、後味の爽やかさ、キレを出すためです。
ふにゃっとした刺身でも、これならキリっと角が立ちます。
オリーブオイル。
レモンでキレッキレの角が立った酸味を包み込むためです。
爽やかな苦みの風味が、レモンの酸味とマッチします。
後は食べるだけ!
はじめにレモンの酸味と塩味が感じられ、嚙んでいくとカツオの風味が楽しめます。
醤油の主張は少ないですが、無いと薄っぺらい表面的な味になります。
飲み込むと、オリーブとレモンの酸味、カツオの鉄っぽい風味が抜けていきます。
複雑なことをしているので、捉えにくい味わいに仕上がっています。
1切れでは理解できず、3切れくらいで味の全体像が分かってきますよ♪
めんどくさいけど、めっちゃ美味しいんです。
ワサビ醤油も美味しいですが単調になりがち。
一度お試しあれ!