魚を冷やすために使用する氷には、真水と海水の二つの選択肢がありますが、それぞれに異なる特性と利点があります。

  1. 真水で作った氷:
    • 凝固点: 真水は0°Cで凝固します。これは、海水よりも高い温度で固まるため、氷ができやすい環境です。
    • 用途: 一般的に、真水で作られた氷は、魚を含む様々な食品の保存に使用されます。これは、真水が純粋であり、食品に塩分を添加しないためです。
    • 冷却効率: 真水の氷は溶けるときに0°Cを保ちます。これにより、魚を適切な温度で保存するのに有効ですが、海水氷に比べると冷却効果がわずかに低い可能性があります。
  2. 海水で作った氷:
    • 凝固点: 海水は塩分を含むため、その凝固点は約-2°Cとなり、真水よりも低温で凝固します。これにより、より低温で氷を保つことができます。
    • 用途: 海水で作った氷は、特に魚介類の保存に適しています。塩分が含まれるため、魚の自然な環境に近い条件を模倣し、品質を維持するのに役立ちます。
    • 冷却効率: 海水氷は、凝固点が低いため、溶けるときに生成される寒冷な環境が魚をより効果的に冷やすことができます。また、氷が溶ける速度が遅いため、長時間にわたって冷却効果を保つことが可能です。

以上の違いから、魚を保存する場合、海水で作った氷がより効率的であることが多いですが、使用環境や目的によって最適な選択肢が異なります。真水の氷を使うことも一般的で、特に内陸部での利用や、塩分を避けたい場合に適しています。

真水、海水氷共に小ブロックは1㌔180円。

海水氷と普通氷。釣った魚は、必ず氷で冷やしましょう。釣太郎

 

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