クサイ理由は、海藻の成分が胃の中で発酵する、と言われていますが、同時に摂取する付随した微生物にも問題があるようです。
海藻を食べる魚は、しばしば特定の種類の不飽和脂肪酸を多く含み、この脂肪酸は酸化しやすく、酸化すると魚特有の臭いを強めることがあります。
海藻には多様な微生物が生息しており、これらの微生物が魚の消化管内で活動することによって、特定の臭いを発生させることも。
天然の魚は季節により食べるものも変わり、また海水温度の変化にも大きくニオイが左右されます。
寒い冬期は脂を体内にため込み、匂いがほとんどなくなることも。
海藻を食べる魚はイズスミ、ニザダイ(サンノジ)、アイゴ(バリコ)、ボラが代表でしょうか?
身に匂いがある時は、身をスライスし塩もみを3回すると、ほぼにおいが消えるのでお試しください。
本当に臭いのは内臓と皮。
それでもくさい、という場合はカレー粉末や醬油で、味付けしてごまかしましょう。
臭いは旨いと比例する、という釣り人も一定数おり、下記の魚は大好き、という人もおられます。
夏場の匂いがきつい時が一番うまい、という猛者にも何人も出会ってきましたので、一度お試しください。