下記はグレ、メジナ、口太、クロ、シシビ、ブレ等等と呼ばれる魚。
名前の発端は「あれ」「これ」では、わからないために生まれました。
大昔は行き来もほとんどなく、当然ですが氷も車もありません。
地産地消を言えば聞こえはいいのですが、生魚の食べれる地域は限定されていました。
地域、地方ごとに分断されていたので、そのなかで名前が分かればよかったのです。
標準和名は、1952年日本魚類学会が「日本産魚類標準和名表」を発表したときからはじまります。
魚の地方名は、方言のようなものかもしれません。
昔あるタレントが言っていました。
方言は地方の宝であり文化だ、と。