釣った魚を冷やすには、氷だけより海水を加えたほうがいい理由は?

海水が氷水よりも、低い温度に保つことができるからです。

これは主に以下の2つの科学的原理に基づいています:

  1. 凝固点降下    海水は塩分を含んでおり、塩分が加わると水の凝固点(氷になる温度)が下がります。つまり、純粋な水が0℃で凍るのに対し、塩水はそれよりも低い温度でなければ凍りません。そのため、海水を使うと、氷だけを使うよりも低い温度で魚を保つことが可能になります。
  2. 熱伝導の効率  氷と水の混合物は、氷だけよりも魚に触れる表面積が多くなるため、魚を効率よく冷やすことができます。固体の氷だけだと、魚の表面と接触している部分が限られますが、液体の水は魚の隅々にまで触れることができ、熱をより早く効率的に奪うことができます。

これらの原理により、氷だけではなく海水を加えることで、魚をより速く、そしてより低い温度で冷やすことができるのです。

氷だけより、海水を入れたほうが、魚はよく冷却でき、冷凍焼けも防げ、冷やし過ぎも防止できる。釣った魚はこれで保管すれば最善。釣太郎

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