真水の方が、同じ条件下で海水よりもよく冷えます。これは、真水と海水の凍点が異なるためです。真水の凍点は、0度 Celsius(摂氏)ですが、海水の凍点は、約-2度 Celsius(摂氏)です。つまり、同じ条件下で真水と海水を冷却した場合、真水の方が早く凍ります。
これは、海水中には塩分やその他の溶質が含まれているため、水分子が自由に移動できず、凝固点が下がるためです。一方、真水は溶質が少ないため、水分子が自由に移動でき、凝固点が比較的高いです。
したがって、例えば冷却装置や冷凍庫などで物を冷やす場合には、真水の方が効率的に冷却することができます。ただし、気温が極端に低い場合には、海水も凍結することがあります。
ペット氷は海水を凍らせています。