昔の堤防釣りでは、アウトドアワゴンを引いている人はほとんど見かけませんでした。
ところが最近は、港や波止を見ていると、一気に増えた印象があります。
特に遠征組や、荷物の多い釣り人には、かなり浸透してきました。
理由は単純です。
釣り道具が昔より増えたからです。
ロッドケース、クーラー、バッカン、活かしバケツ、タモ、椅子、飲み物。
さらに家族連れなら、それに加えて食べ物や着替えまである。
これを全部手持ちで運ぶのは、正直しんどいです。
なぜ最近になって増えたのか
一番大きいのは、キャンプ人気の流れです。
アウトドアワゴン自体が一気に身近な道具になり、ホームセンターやネットでも普通に買えるようになりました。
昔は「そんな大げさなもの要るか」という感覚でしたが、今は「あるとめちゃくちゃ楽」という認識に変わっています。
しかも堤防釣りは、駐車場から釣り座まで微妙に遠い場所が多いです。
近そうに見えて、何往復もすると体力を削られます。
特に暑い日や、帰りに魚が増えた時はなおさらです。
便利だが万能ではない
もちろん、どこでも使えるわけではありません。
段差の多い堤防や、狭い通路、ゴロタ場、磯ではむしろ邪魔になることもあります。
砂浜でもタイヤが細いと引きにくいです。
つまり、アウトドアワゴンが真価を発揮するのは、足場がよくて移動距離がある釣り場です。
遠征で荷物が増える人。
ファミリーフィッシングの人。
クーラーも道具も全部まとめて運びたい人。
こういう釣り人にはかなり相性が良いです。
これからさらに増えるかもしれない
堤防釣りは「手軽」が魅力ですが、実際には荷物との戦いでもあります。
その負担を減らせる道具として、アウトドアワゴンはかなり理にかなっています。
昔は見なかったのに最近よく見る。
それは流行りだけではなく、釣り人の現場感覚にちゃんと合っているからです。
荷物が多い人には便利。
ただし場所は選ぶ。
このあたりを理解して使えば、堤防釣りはかなり快適になります。

