魚が氷焼けを起こすのは、魚の身が直接氷に触れ続けることで局所的に凍り、細胞が破壊されるためです。
また、氷が溶けた真水に魚が浸かると、浸透圧によって水分が身に入り込み、白くふやけて水っぽくなってしまいます。
特にクーラーボックスの中で、角のある硬い氷に魚を直接当てたまま放置した時に発生しやすくなります。
なぜ魚屋さんの魚は氷焼けしないのか?
魚屋さんの店頭で氷の上に魚が並べられているのに氷焼けしないのには、プロの工夫があります。
一つ目は、使用している氷の種類が違うことです。
魚屋さんは角が鋭いブロック氷ではなく、魚を傷つけにくい柔らかいフレークアイスなどの専用氷を使っています。
二つ目は、直接氷に当てないための見えない工夫です。
直接置いているように見えても、魚の下に緑の葉や透明なシート(パーチと呼ばれる耐水紙)などを敷いて、直接氷が触れないように保護しています。
三つ目は、陳列時間の短さと徹底した温度管理です。
商品が常に入れ替わるため長時間放置されることがなく、氷焼けが起こる前に新鮮な状態で消費者の手に渡るよう管理されています。
釣った魚を氷焼けから守る対策
釣った魚をクーラーボックスで持ち帰る際も、少しの工夫で氷焼けを完全に防ぐことができます。
魚を厚手のビニール袋に入れたり、氷との間に新聞紙やタオルを挟んで、直接氷が触れないようにします。
また、氷が溶けた水に魚が浸からないよう、クーラーボックスの底にすのこを敷いたり、こまめに水抜き栓から水を捨てることが重要です。
釣太郎で氷を購入して魚を持ち帰る際も、直接当てない工夫をするだけで鮮度が劇的に変わります。

