釣り人の間で「曇りの日は爆釣して、晴れの日は厳しい」というのは、もはや鉄の掟とも言える常識ですよね。
では、なぜ天候一つでこれほどまでに海の中の状況が激変するのか、その本当の理由をひも解いていきましょう。
まず最大の理由は、海中へ届く光の量が激減することで、魚たちの警戒心が解かれるからです。
晴天で太陽の光がギラギラと海面を照らしていると、魚からは水面上の釣り人の影や、海中のハリスが丸見えになってしまいます。
特に南紀の美しい海は透明度が高いため、晴れた日はあっという間に仕掛けを見切られてしまうというわけです。
しかし曇り空になれば、海の中は適度なローライトという薄暗さに包まれます。
この薄暗さこそが、魚たちにとって「鳥などの外敵から身を隠せる安全な時間だ」という捕食スイッチを入れるのです。
警戒心がすっかり薄れた魚たちは、安心しきって岩陰から飛び出し、積極的にエサを追い回すようになります。
二つ目の大きな理由は、アオリイカなどのフィッシュイーターたちの活性が爆発的に上がるという点です。
肉食の魚やイカたちは、この薄暗い状況を最大限に利用して小魚を襲撃する狩りの天才です。
曇りの日はプランクトンが海面付近に浮きやすくなり、それを狙って小魚が集まるため、食物連鎖の頂点にいるターゲットたちが狂ったようにエサを捕食し始めます。
三つ目の理由は、水温の急激な変化が抑えられて海の中が安定するという点です。
強烈な直射日光がないため表層の水温が急上昇せず、魚にとって快適な状態が一日中キープされやすくなります。
逆に晴れの日は、強烈な光と急激な水温変化というダブルパンチにより、魚が深場に沈んでエサに見向きもしなくなる食い渋りに陥りやすいのです。
とはいえ、晴れの日が絶対に釣れないわけではなく、光が届きにくい深場を狙ったり、朝夕のマズメ時に勝負をかけるといった釣り人の腕の見せ所でもあります。
釣太郎では、どんな厳しい天候でも釣果を引っ張り出すための新鮮なエサや、元気いっぱいの活きアジを常備して皆さんをお待ちしています。
見事に釣り上げた魚を極上の鮮度でご自宅まで持ち帰るための海水氷もバッチリ準備していますので、遠慮なくご活用ください。
天気を味方につけて最高の釣りを楽しむためにも、釣行前はぜひ釣太郎に立ち寄って、私たちと最新の海況情報を共有しましょう。

