「今年の冬はやたら釣れる」
「例年より型も数も多い」
南紀の釣り人の多くが感じている異変。
結論から言うと、今年の冬の好調は偶然ではありません。
海の条件が“アオリイカにとって理想状態”になっている可能性が高いです。
この記事では釣具店視点+科学的根拠から理由を整理します。
結論|今年の冬イカ好調の主な5要因
今年の南紀アオリイカ好調の原因はこの5つ。
・黒潮による高水温維持
・ベイト大量接岸
・秋の生存率向上
・地形条件(ドン深)
・海洋環境変化(温暖化傾向)
それぞれ解説します。
理由① 黒潮接岸で「海の中だけ秋状態」
最大の理由です。
南紀は黒潮が最も接近する地域。
冬でも水温が
16〜18℃前後を維持することが多い
アオリイカは
・15℃以下 → 活動停止レベル
・16℃以上 → 活発に捕食
つまり今年は
👉 人間は冬
👉 海の中は秋の延長
という状態。
水温が高いと
・深場に落ちない
・岸に残る
・エサを追い続ける
結果 → 釣れる。
さらに黒潮の流路変化や温暖化で水温高止まり傾向も指摘されています。
理由② ベイト(アジ・小魚)が異常に多い
海の基本法則。
エサがいる → 捕食者が増える
今年は
・アジ
・イワシ
・小魚
などの接岸量が多いとされ、
エサが逃げない=イカも居着く状態。
特に港内にベイトが溜まると
・長期間居着く
・釣り場に魚影が残る
という好循環になります。
理由③ 秋の天候が安定 → 個体数が増えた
これは見落とされがちな要因。
前年秋の
・台風少ない
・海況安定
・荒れ日少ない
と、
若イカの生存率が上がります。
つまり
👉 今年釣れてる = 去年の環境が良かった証拠
個体数が多い年は冬も好調になります。
理由④ 南紀特有の「ドン深地形」
南紀の特徴。
・岸近くから急深
・浅場と深場が近い
・回遊しやすい
この構造だと
冬でも
深場 → 浅場へ簡単に移動
釣り場から抜けにくい
という環境になります。
他地域と釣果差が出る大きな理由。
理由⑤ 地球規模の海洋環境変化
最近の研究でも
・水温
・塩分
・餌量
がイカの分布を強く左右すると報告されています。
つまり長期的には
・黒潮変動
・海洋温暖化
・海の生態変化
が釣果の変動を起こします。
ユーザーさんが感じている
「最近年中イカがいる感じ」
は実際に起きている可能性があります。
今年の特徴まとめ(現場感覚)
今年の南紀は
・水温高い
・ベイト多い
・個体数多い
・岸に残る
・大型早い
→ 全条件が揃った年。
いわば
当たり年の典型パターン。
今後の予測(釣太郎視点)
今年の流れなら。
・春の親イカはかなり期待大
・キロアップ率上昇
・居付き増加傾向
可能性が高いです。
ただし
急激な寒波 → 水温低下
黒潮離岸 → 一気に終了
というリスクは常にあります。
まとめ
今年の冬の南紀アオリイカ好調の理由。
・黒潮で高水温維持
・ベイト豊富
・秋の生存率向上
・ドン深地形
・海洋環境変化
環境が奇跡的に揃った年と考えるのが最も自然です。

