釣道具をメンテナンスしない人には、明確な共通点があります。
それは、性格がズボラだとか、そういう話ではありません。
もっと根本的な、釣り人としての「姿勢」の話です。
現場で見かける「メンテしない人」の共通点、思い当たる節はありませんか?
1.「ここぞ」という時に、必ずトラブルに見舞われる
不思議なもので、魚は道具の不備を見透かしているかのように、弱い部分を突いてきます。
メンテをしていない人のリールは、大物が掛かった瞬間にドラグが滑りません。
塩を噛んだラインローラーは回らず、瀬ズレでもないのにラインブレイクします。
彼らはこう言います。
「運が悪かった」と。
いいえ、違います。
それは「必然」です。
日頃から道具を撫でていれば、ラインの傷にも、ドラグの固着にも気づけたはずです。
千載一遇のチャンスを、自らの手で捨てているのと同じなのです。
2.道具のせいにしがち
「このリールは調子が悪い」「この竿は感度が悪い」。
メンテ不足の人の口癖です。
新品の時はあんなに快適だったのに、塩まみれで放置すれば、どんな最高級品でもガラクタになります。
道具のポテンシャルを引き出せていないのは、使い手の責任です。
逆に、釣る人は安い道具でも驚くほど長く、大切に使っています。
道具を味方につけているか、道具に足を引っ張られているか。
この差は、釣果という結果に残酷なほど正直に現れます。
3.結局、高くついている
「毎回洗うなんて面倒くさい」。
その気持ちはわかります。
でも、サビて使い物にならなくなったフックを買い替え、ゴリ感が出たリールをオーバーホールに出し、腐食したガイドを修理する。
そのコストと手間は、毎回の数分の水洗いとは比べ物になりません。
道具を大切にしない人は、結果としてお財布にも厳しい状況を自分で作ってしまっています。
最後に
道具は、あなたの身体の一部です。
指先の延長である竿、腕の延長であるリール。
これらがスムーズに動かなければ、海の中の魚と対話することなんてできません。
釣行後、クタクタでも道具に水を掛ける。
その一瞬の手間が、次の「メモリアルフィッシュ」を連れてきてくれます。
道具を愛でる時間は、次の釣行への作戦タイムでもあります。
今夜は、相棒たちを労ってあげませんか?

