釣りで使う「麦(押し麦)」の使い方・完全解説(フカセ釣り向け)
押し麦は、フカセ釣りでは釣果を左右する超重要アイテムです。
ただ混ぜるだけでは意味がなく、「使い方」で差が出ます。
ここでは、現場で本当に効く使い方だけまとめます。
■ 押し麦の役割(なぜ入れるのか)
まず、目的を理解しておくのが大事です。
押し麦の役目は――
・魚を長く足止めする
・エサと同調させる
・コマセを沈める
・拡散をコントロールする
つまり、
👉 「魚を集めて、食わせる流れを作るための部品」
です。
■ 基本の黄金配合(まずはコレ)
初心者〜中級者まで安定する配合です。
【王道】
・オキアミ:3kg
・配合餌:1袋
・押し麦:1袋
これで8割の釣りは対応できます。
まずはこの形を崩さないのがコツです。
■ 正しい作り方(ここが一番重要)
① 押し麦を軽く湿らせる
② オキアミと先に混ぜる
③ 配合餌を入れる
④ しっかり練る
⑤ 15分ほど寝かせる
👉 「寝かせ」が超重要です。
これをやらない人は、ほぼ損しています。
なじんでない麦は、海でバラけません。
■ 状況別・使い分け(南紀向け実践型)
① エサ取りが多い時
▶ 麦:多め
▶ 水:少なめ
▶ 硬さ:やや硬め
目的
→ 底まで一気に落とす
👉 夏場・港内・小魚多発時はこれ。
② 食い渋り・低水温期
▶ 麦:少なめ
▶ 水:やや多め
▶ 軽さ重視
目的
→ ふわっと漂わせる
👉 冬グレ・寒チヌはこの配合。
③ 遠投が必要な時
▶ 麦:普通〜多め
▶ 水:控えめ
▶ 粘り強化
目的
→ 空中分解防止
👉 風がある日は必須。
■ 良い麦・ダメな麦の見分け方
✅ 良い状態
・粒がふっくら
・白く濁ってない
・ベタつかない
❌ ダメな状態
・ドロドロ
・異臭あり
・粒が潰れている
👉 古い麦は集魚力が激減します。
■ よくある失敗(超多い)
❌ 入れすぎ
魚が満腹 → エサ無視
❌ 水入れすぎ
ただの泥団子になる
❌ 混ぜ不足
同調しない → 釣れない
❌ すぐ使う
なじまず拡散しない
👉 この4つ、全部よく見ます。
■ プロっぽい裏ワザ(効きます)
● 二段仕込み
・最初:麦多めで寄せる
・後半:軽めで食わせる
👉 これで後半失速しません。
● 追い足し調整
途中で
・水だけ足す
・麦だけ足す
これができる人は上級者です。
■ まとめ(超重要)
押し麦は、
「入れるかどうか」ではなく
「どう使うか」で釣果が決まります。
✔ 適量
✔ 正しい水分
✔ 寝かせ
✔ 状況対応
これができれば、
グレもチヌも安定して釣れます。

