アオリイカは一年中釣れるものの、月ごとに味・食感・水分量・身質が大きく変化する生き物。
この記事では、釣り人・料理人の実感と生物学的な裏付けをもとに、アオリイカの
“月別おいしさ指数”を一覧表で可視化しました。
アオリイカの月別おいしさ指数一覧表
※指数は「甘味・旨味・身の締まり・水分バランス」を総合評価したもの(10点満点)
| 月 | おいしさ指数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1月 | 10 | 冬イカの最盛期。身が締まり、甘味・旨味がピーク。水分バランスが最高。 |
| 2月 | 10 | 1月同様トップクラス。ねっとり感と濃厚な甘味が際立つ。 |
| 3月 | 9 | まだ冬の名残で高品質。やや水分が増えるが十分美味しい。 |
| 4月 | 8 | 春イカの走り。サイズは小さめだが味は安定。 |
| 5月 | 7 | 産卵期前で個体差が大きい。美味しい個体は非常に良い。 |
| 6月 | 6 | 産卵期で水分が多くなりやすい。味はやや落ちる。 |
| 7月 | 5 | 夏イカは水分が多く、甘味が薄い傾向。管理で差が出る。 |
| 8月 | 5 | 高水温で身が緩みやすい。鮮度管理が必須。 |
| 9月 | 6 | 新子の季節。サイズは小さいが柔らかく食べやすい。 |
| 10月 | 7 | 秋イカの成長期。身質が安定し始める。 |
| 11月 | 8 | 水温低下で身が締まり、甘味が増す。冬の気配。 |
| 12月 | 9 | 冬イカの入り。旨味が濃く、刺身で抜群に美味しい。 |
なぜ冬のアオリイカは美味しいのか
アオリイカの味を決めるのは 水分量と身の締まり。 冬は水温が低く、
- 余分な水分が抜ける
- 身が締まる
- アミノ酸(旨味)が増える
という条件が揃うため、甘味・旨味・食感が年間で最も優れる。
夏のアオリイカが水っぽくなる理由
夏は水温が高く、アオリイカは
- 体内に水分を抱え込みやすい
- 身が緩みやすい
- 酵素の働きが強く劣化が早い
という状態になり、水っぽさが出やすい季節。
ただし、 管理(締め方・冷却・保存)次第で味は大きく改善できるのがアオリイカの面白さ。
月別のおすすめ調理法
アオリイカは季節で身質が変わるため、調理法も変えるとさらに美味しい。
■ 冬(12〜3月)
- 刺身
- 寿司
- 軽い熟成 → 甘味・旨味が強いので生食が最強
■ 春(4〜5月)
- 天ぷら
- 塩焼き → 身が柔らかく火入れに向く
■ 夏(6〜8月)
- 炒め物
- 漬け → 水分が多いので加熱や味付けで補正
■ 秋(9〜11月)
- 刺身
- イカソーメン → 身質が安定し始め、生食が美味しい
まとめ|アオリイカは“季節で別物”。月別指数で味のピークを知る
アオリイカは一年中楽しめるが、 味のピークは冬(1〜2月)。 逆に夏は水分が多く、管理で差が出る季節。
月別おいしさ指数を知っておくと、
- 釣行計画
- 料理の選択
- 保存方法
- 釣りブログのネタ
すべてがワンランク上がります。

