魚は車みたいに
ブレーキを踏んで止まることはできません。
でも、ちゃんと止まれます。
Q:魚はどうやって止まるの?
A:
ヒレを広げて、水の抵抗で止まります。
魚は泳ぐのをやめると、
・胸ビレ
・腹ビレ
・背ビレ
を広げて、
水を受け止めるようにしてスピードを落とします。
イメージは、
自転車で手を横に広げて空気を受ける感じ。
だから魚は、
「急ブレーキ」ではなく
じわっと止まるのが得意です。
じゃあ、魚はどうやって進むの?
Q:魚はどうやって前に進むの?
A:
しっぽを左右に振って、水を後ろに押しています。
魚は、
しっぽ(尾ビレ)を
「右・左・右・左」と振ります。
すると水が後ろに押されて、
その反動で魚は前に進みます。
これを
**推進力(すいしんりょく)**と言います。
・たくさん振る → 速く進む
・少し振る → ゆっくり進む
エンジンの役目をしているのは、
しっぽなんです。
方向はどうやって変えるの?
Q:右や左にはどうやって曲がるの?
A:
ヒレと体を少し傾けて曲がります。
魚は、
・胸ビレ
・体の向き
を少しだけ変えます。
すると水の流れが変わって、
スーッと方向転換できます。
だから魚は、
・急カーブ
・細かい方向調整
がとても上手。
岩の間やテトラの中も
スイスイ泳げる理由です。
上に行ったり、下に行ったりはどうするの?
Q:魚はどうやって上や下に動くの?
A:
浮き袋(うきぶくろ)とヒレを使います。
多くの魚の体の中には、
浮き袋という袋があります。
この袋に空気を入れたり出したりして、
・空気が多い → 浮きやすい
・空気が少ない → 沈みやすい
という調整をします。
さらに、
・胸ビレ
・腹ビレ
を使って、
上向き・下向きを細かくコントロールします。
イカやタコはどうしてるの?
Q:イカやタコも同じなの?
A:
ちょっと違います。
イカやタコは、
水を体の中に吸い込んで、
一気に「ピュッ!」と吐き出します。
これを
ジェット噴射と言います。
だからイカは、
・一瞬だけすごく速い
・でも長く泳ぐのは苦手
魚とは泳ぎ方がまったく違います。
まとめ|魚は水を上手に使う名人
魚には、
・ブレーキ
・ハンドル
・アクセル
はありません。
でもその代わりに、
・しっぽで進み
・ヒレで止まり
・体で方向を変え
・浮き袋で高さを調整
しています。
水の中では、魚は最高の乗り物なんです。
次に魚を見るときは、「今、ヒレをどう使ってるかな?」と観察してみてください。
きっと、もっと魚が面白くなります。

