結論から言うと、**表面的な臭いの60%〜80%**は一時的に消すことが可能です。
しかし、根本的な原因(シートに染み込んだ魚の体液やクーラーボックスからの液漏れ)が
ある場合、時間の経過とともに臭いは復活します。
消臭スプレーの効果の内訳
| 消臭対象 | 推定消臭率 | 理由 |
| 空間に漂う臭い | 90%以上 | 霧状の成分が空気中の悪臭分子をキャッチするため。 |
| 布製品(シート) | 50%〜70% | 表面の臭いは消えるが、奥まで染み込んだ成分には届かない。 |
| フロアマット(泥・海水) | 30%以下 | 汚れそのものが残っていると、菌が繁殖し続けて臭いが出る。 |
なぜ100%消えないのか?3つの落とし穴
- マスキング効果の限界
多くの消臭剤は「強い香りで上書きする(マスキング)」か「化学反応で中和」します。
釣り特有のアミン臭(魚の生臭さ)は非常に強力で、香料と混ざると逆に「不快な混ざり香」になるリスクがあります。
- 菌の増殖
車内の温度が上がると、餌の残りや魚の鱗に付着した菌が爆発的に増殖します。
スプレーは「今ある臭い」には効きますが、「菌の繁殖」を完全に止めることはできません。
- エアコンフィルターへの吸着
車内でスプレーをしても、すでにエアコンのフィルターに臭いが回っている場合、送風のたびに臭いが再循環してしまいます。
釣太郎流!臭いを残さないための最強ルーティン
和歌山の釣りを知り尽くす釣太郎の視点から、スプレー以上に効果的な対策を提案します。
1. 「持ち込まない」が最大の防御
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密閉性の高いクーラーボックスを使用し、ドレン(水抜き栓)の閉め忘れに注意する。
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汚れたウェアや長靴は、車内に置く前に厚手のビニール袋や防水トートに密閉する。
2. 「重曹」を併用する
ファブリーズを振りかける前に、シートに重曹スプレー(水200mlに重曹小さじ2)を吹きかけるのが有効です。
魚の臭い(酸性)をアルカリ性の重曹が中和し、消臭効率が格段に上がります。
3. 窓を全開にして「走行換気」
釣行帰りの最初の5分、窓を全開にして空気を入れ替えるだけで、車内に残留する臭い分子の濃度を大幅に下げられます。
まとめ:スプレーはあくまで「仕上げ」
消臭スプレーは、清掃と換気をした後の**「最後の仕上げ」**として使うのが正解です。
もし車内に深刻な臭いがついてしまった場合は、スプレーに頼り切らず、フロアマットの丸洗いや
光触媒系の持続型消臭剤を検討しましょう。
快適な車内で、次の釣行も最高の気分で迎えたいですね。

